
「インプラントは絶対ダメ!」
インターネットで検索すると、そんな過激な言葉が目に飛び込んでくるかもしれません。
情報を集めているうちに、
- 費用が高いし、歯医者のお金儲けで勧められているんじゃ…?
- 手術が怖い、失敗されたらどうなっちゃうの?
といった不安が強くなってしまった方もいると思います。
でも、もしあなたがそんな不安を抱えているなら、少しだけお時間をください!
- 日本補綴歯科学会・専門医
- 国際口腔インプラント学会・認定医
のダブルライセンスをもつ北戸田COCO歯科の院長である私が、歯科医の知識と経験に基づき、「インプラントの真実」をわかりやすくお伝えします。

この記事を読むことで、インプラントに対する誤解や不安が解消され、ご自身にとって本当に後悔しない選択をするための判断材料が得られるはずです。
ぜひ最後までお読みください!
【執筆・監修者】田口 耕平
日本接着歯学会
日本口腔インプラント学会
日本補綴歯科学会・専門医
国際口腔インプラント学会・認定医
日本糖尿病協会登録歯科医
北戸田COCO歯科 院長
【詳しい経歴はこちら】

1:なぜ「インプラントは絶対ダメ」と言われる?理由を検証

インターネット上で、「インプラントは絶対ダメ」といった意見を見かけることがありますよね。
そう言われる背景には、いくつかの理由があると考えられます。
- 費用が高い
→インプラント治療は自費診療のため、他の治療法と比べて費用が高くなる傾向があります。 - 治療期間が長い
→インプラント治療は、手術から最終的な被せ物が装着されるまで、数ヶ月以上の期間を要することがあります。 - 手術が怖い
→外科手術を伴うため、不安を感じる方も多いです。 - 失敗例がある
→過去には、インプラント治療の失敗例も報告されています。 - メンテナンスが大変
→インプラントを長持ちさせるためには、日々の丁寧なケアが欠かせません。 - 再治療が難しい場合がある
→一度埋入したインプラントに問題が生じた場合、再治療が難しいケースがあります。 - 治療が適用されないケースがある
→全身疾患や重度の歯周病、顎の骨の量や質が十分でない場合など、インプラント治療が適用できないケースがあります。 - 金属アレルギーのリスクがある
→インプラントの素材であるチタンに対して、ごくまれに金属アレルギー反応を示す方がいます。

しかし、これらの意見は本当に全て正しいのでしょうか?
一つずつ見ていきましょう。
1-1:費用が高い?長期的な視点で考えると…
たしかに、インプラント治療は保険適用外となるため、他の治療法と比べて費用が高くなる傾向があります。
しかし、長期的に見るとどうでしょうか?
治療法 | 費用相場 | 寿命目安 |
---|---|---|
ブリッジ![]() | 約1.5万円〜3万円(保険) | 約7〜8年 |
入れ歯![]() | 約0.5千円〜3万円(保険) | 約4〜5年 |
インプラント![]() | 約30万円〜40万円(自費) | 10年以上 ※適切なメンテで半永久的 ※長期的にはコスパ◎ |
保険適用のブリッジや入れ歯は耐久性が高いとはいえず、数年ごとに作り直しが必要になる可能性が高いです。
一方、適切なメンテナンスを行えば、インプラントは半永久的に使用できる可能性が高いのです。
そういった意味で、長期視点でみると、インプラントはコスパが良く患者さまの通院負担が少ない治療法となっています。
当院では、患者様の経済的なご負担を軽減できるよう
- 現金
- クレジット
- デンタルローン
- PayPay
などの支払い方法をご用意しております。
費用面で不安を感じている方は、まずは一度ご相談ください!
1-2:治療期間が長い?だからこそ長持ちする
インプラント治療は、一般的に数ヶ月の治療期間を要します。
これは、インプラントが顎の骨としっかりと結合するのを待つ必要があるためです。
しかし、この期間をしっかりと確保することで、他の治療法よりも長期的に安定した状態を保つことができるのです。
治療法 | 治療期間 | 寿命目安 |
---|---|---|
ブリッジ![]() | 約2週間 | 約7〜8年 |
入れ歯![]() | 約1~2ヶ月 | 約4〜5年 |
インプラント![]() | 約4~5ヶ月 | 10年以上 ※適切なメンテで半永久的 ※時間をかけて治療する分、長持ち |
1-3:手術が怖い?最新技術と丁寧な麻酔で負担を軽減
インプラント手術と聞くと、怖いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現代のインプラント治療は、最新の技術と丁寧な麻酔によって、患者様の負担を最小限に抑えられるようになっています。
具体的には、
- 3DCTを使った精密検査で正確な診断が可能
- 感染対策がしっかり行われている
- 難症例に対応可能な歯科医が在籍している
- 静脈内鎮静法※を使った手術ができる
に対応できる歯医者を選べば、ご心配されている手術の問題やリスクをかなり軽減できる可能性が高いです。

当院では患者さまのご不安を少しでも軽減するために、上記4つをすべて満たした環境をご用意しております!
不安感が強い場合には、遠慮なくご相談くださいね^^
「静脈内鎮静法」とは、精神安定剤を点滴することで、手術中の不安や緊張を和らげるものです。
まるで、うたた寝をしているような、リラックスした状態で手術を受けられます。
1-4:失敗例があるのは事実。でも…
過去に、インプラント治療の失敗例があったことは否定できません。
しかし、その多くは
- 歯科医師の経験や技術不足
- 衛生管理の不徹底
- 患者様の術後のケア不足
などが原因と考えられます。
また、現在は様々なデータが蓄積され、対応策も確立されてきているため、インプラントの失敗が起こる確率は非常に低くなってきております。
そのため、基本的には
- 格安のインプラント治療は避ける
- 歯医者や歯科医師選びを慎重に行う
- セカンドオピニオンを利用する
- 信頼できる情報源から情報を得る
- 治療後のメンテナンスを継続する
の5つのポイントを意識していただければ、過度にインプラントの失敗を気にする必要はありません。

詳しくは、以下記事をあわせてご一読ください^^
1-5:メンテナンスが大変?他の歯と同じように大切に!
インプラントは、治療して終わりではありません。
長持ちさせるためには、
- 毎日の丁寧な歯磨き
- 定期的な歯医者でのメンテナンス
が不可欠です。
しかし、これはインプラント以外の歯も同じこと!
- インプラント以外の方法で治療した人工歯
- ご自身の天然の歯
を守るためには、どちらにせよメンテナンスが欠かせません。
どんなに高品質な治療・歯であっても、メンテナンスをしなければ、長持ちしないのです。

当院では、インプラントを「第二の永久歯」として、長く快適にご使用いただくために、一人ひとりの患者様に専属の歯科衛生士をつける”担当制”を採用しています。
インプラント周囲炎を含むトラブルから皆さまを守るために、いつも同じ歯科衛生士が細かな変化も見逃さないように対応しておりますのでご安心ください!
1-6:再治療は難しい?最初の治療が大切
インプラントは、適切な治療とケアを行えば長持ちする可能性が高いです。
しかし、万が一問題が生じた場合、再治療が難しいケースがあるのも事実です。
だからこそ、最初の歯医者選びが非常に重要!
具体的には、記事後半の『信頼できる歯医者の選び方』で詳しく解説しています。
ぜひ、読み進めてみてくださいね!
1-7:治療が適用されないケースもある?まずは精密検査を
合併症をお持ちの方や、顎の骨の状態によっては、インプラント治療が適さない場合があります。
しかし、自己判断で諦める前に、まずは歯医者で精密な検査を受けることをおすすめします。
骨造成などの技術を用いることで、これまで治療が難しかったケースでもインプラントが可能になる場合があります。
ただし、すべての歯医者で、骨造成などの高難易度なインプラント治療に対応できるわけではありません。
そのため、精密検査を受ける場合には、当院のように様々な治療法に対応できる歯科医や設備が整っている歯医者を選ぶようにしましょう!
1-8:金属アレルギーのリスクは?事前検査も可能
インプラントの主な素材はチタンですが、ごくまれに金属アレルギー反応を示す方がいらっしゃいます。
ご心配な場合は、事前に金属アレルギーの検査を行うことも可能です。

当院では、患者様の安全を第一に考え、しっかりと事前確認を行いますのでご安心ください!

ここまでご説明したように、「インプラントは絶対ダメ」と言われる理由には、誤解や情報不足が含まれている場合があります。
では次に、インプラントの具体的なメリットとデメリットについて、より詳しく見ていきましょう。
2:インプラントのメリットとデメリットを正しく理解しよう

「絶対ダメ」という否定的な意見だけではなく、インプラントを肯定する意見も多数あります。
つまり、
- メリット
- デメリット・リスク
その両方をしっかりと理解することが、あなたにとってベストな治療法を選択するために大切なポイントなのです。
2-1:インプラントのメリット
インプラントのメリットは、大きく分けて以下の5つです。
- 天然の歯と変わらない噛み心地
→自分の歯のようにしっかりと噛めるため、食事の制限がほとんどありません。 - 見た目が自然で美しい
→周りの歯と調和し、美しい口元を取り戻すことができます。 - 周りの歯に負担をかけない
→ブリッジのように健康な歯を削る必要がありません。
→部分入れ歯のように、金具をかけることで周囲の歯にダメージを及ぼすこともありません。 - 顎の骨の吸収を抑制する
→インプラントは顎の骨に直接埋め込まれるため、骨の萎縮を防ぎ、顎の形状を保つのに役立ちます。これにより、顔の輪郭も維持されます - 他の治療法よりも長持ちする
→適切なケアを行えば、インプラントは長期間使用でき、場合によっては半永久的に使えます。
2-2:インプラントのデメリット・リスク
一方で、インプラントのデメリット・リスクは以下の5つです。
- 治療期間が比較的長い
→手術から被せ物の装着まで、数ヶ月の期間を要することがあります。 - 費用が高い
→インプラントは他の治療法(保険適用のブリッジや入れ歯)に比べて高額になることが多く、基本的に保険が適用されません。 - 外科手術が必要
→インプラントを埋め込むためには外科手術が必要であり、手術に伴うリスク(感染、神経損傷など)が存在します - 術後の腫れや痛み
→手術後、一時的に腫れや痛みが生じることがあります。ただし、処方された痛み止めや抗生物質をお飲みいただければ、痛みや腫れはかなり緩和されます。 - メンテナンスが重要
→インプラントは自然の歯と同様に、定期的なメンテナンスが必要です。これを怠ると、インプラント周囲炎などの問題が発生する可能性があります。

インプラント治療は、これらのメリットとデメリットの両方をよく理解・比較した上で、治療を検討することが重要です。
では次に、「後悔しないためのインプラント治療を受けるためのポイント」について、さらに掘り下げて解説していきます。
3:後悔しないインプラント治療うけるためのポイント3選

インプラント治療で後悔しないためには、いくつかの重要なポイントをおさえておくことが重要です。
ここでは、私が日々の診療経験に基づいて、患者さまに治療を受ける前に特に知っておいてほしい
- 信頼できる歯医者の選び方
- 治療前のカウンセリングの重要性
- 治療後のケアとメンテナンス
の3つのポイントを詳しくお伝えしていきます!
3-1:信頼できる歯医者の選び方
インプラント治療を受けて、後悔しないか否かは、歯医者選びにかかっていると言っても過言ではありません。
というのも、インプラントは自費診療のため、歯医者によって
- 治療プランや方針
- 費用
- 歯科医の技術や経験
- 設備やインプラントの種類
などが大きく異なるからです。
具体的には、以下の「信頼できる歯医者の選び方」を参考に歯医者選びを行うことで、治療後に後悔する確率を大幅に下げられます。
- 実績や経験が豊富で難症例にも対応できる
- 歯科用CTなどの専門設備がある
- インプラントメーカーや上部構造の素材にこだわっている
- インプラント以外の治療にも精通している
- 格安ではなく、明朗会計である
- 院内の感染対策が徹底されている
- 術後の保証制度が充実している
→さらに詳しいポイントを知りたい方は、『【永久保存版】インプラント名医の8つの見分け方を認定医が解説』をチェック!

一生モノの人工歯であるインプラントだからこそ、歯医者選びは妥協しないようにしましょう!
必要に応じて、セカンドオピニオンを利用し、複数の歯医者を比較検討するのもおすすめですよ^^
3-2:治療前のカウンセリングの重要性
インプラント治療は、患者様一人ひとりの状態や希望に合わせて、オーダーメイドで行われるべきものです。
そのため、治療前のカウンセリングで、
- 十分に時間を取ってもらったり
- 疑問や不安に寄り添った回答をもらえなかったり
- 単純に相性が合わなかったり
した場合には要注意です。
なぜなら、インプラント治療を担当する歯科医とは、
- インプラントを入れたときだけではなく
- その後、何十年間もの付き合いになる
可能性が非常に高いからです。
インプラント治療後のメンテナンスでも、担当医とは定期的に顔を合わせることになります。
違和感を感じる相手と長期間付き合い続けるのは、患者様のストレスになってしまうので、カウンセリングでしっかり見極めましょう!

当院では、カウンセリングに十分な時間をかけ、患者様のお話をじっくりと伺います。
その上で、最適な治療計画をご提案し、ご納得いただけるまで丁寧にご説明いたしますのでご安心くださいね!
3-3:治療後のケアとメンテナンス
インプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期的な
- インプラントの状態チェック
- メンテナンス(プロによるクリーニング)
が非常に重要です。
正しい歯磨きの方法や、定期検診の頻度などについて、担当医や歯科衛生士からしっかりと指導を受けましょう。
さらに、日々のセルフケアを徹底することで、インプラントの寿命を大幅に延ばすことが可能です。

当院では、治療後の定期検診に通っていただける患者様には、最長10年保証を設けています。
また、少しでも確実にインプラントを長持ちさせるために、一人ひとりの患者さまに専属の歯科衛生士をつける担当制を採用。
治療後も安心して、通っていただける環境を整えております!
4:インプラント以外の治療法の紹介と比較

歯を失った場合の治療法は、インプラントだけではありません。
インプラントが絶対ダメなのかどうかを判断する際には、必ずインプラント以外の治療法についての理解も深めるようにしましょう。
ここでは、インプラント以外の治療法である
- ブリッジ
- 入れ歯
- 歯牙移植
- 接着ブリッジ
について、それぞれのメリット・デメリットを簡単に解説し、どのような場合に適しているかをご紹介します。
4-1:ブリッジ

ブリッジとは、失った歯の両隣にある健康な歯を土台にして、連結した固定式の人工歯を取り付ける治療法です。
1本または数本の歯を失い、その両隣の歯が健康な場合に適した治療になります。
- 固定性
→ブリッジは両隣の歯を支えにして固定されるため、安定感があります。 - 自然な見た目
→自分の歯に近い見た目を再現でき、違和感が少ないです。 - 治療期間が短い
→一般的に、2〜3回ほどの通院で治療が完了します。 - 治療費が安い
→保険適用(3割負担)の場合、欠損歯1本あたり1.5万円~3万円ほどで装着できます。
- 健康な歯の削除
→両隣の健康な歯を削る必要があり、その歯に負担がかかります。 - 耐久性の問題
→保険適用で作成されたブリッジの寿命は約7年~8年ほどで、かけたり割れたりすると再治療が必要になることがあります。

ブリッジについて、もっと詳しく知りたい方は以下記事をあわせてご覧くださいね!
4-2:入れ歯

入れ歯とは失った歯を補うための人工的な装置で、取り外しが可能です。
多くの歯を失った場合や、インプラントが適用できない場合に適しています。
- 取り外し可能
→自分で取り外して清掃できるため、口腔内の衛生管理がしやすいです。 - 適応範囲が広い
→歯を失った本数に応じて、総入れ歯または部分入れ歯を選択できます。 - 治療費が安い
→保険適用(3割負担)の場合、部分入れ歯約5千円~1.5万円、総入れ歯1.5万円~2万円で装着できます。
- 違和感
→取り外し式のため、使用中にずれたり外れたりすることがあり、違和感を感じることがあります。 - 咀嚼効率の低下
→食べ物を噛む力が弱くなることがあります。 - 頻繁な調整が必要
→歯茎が痩せてしまうと、痛みや違和感が出やすいため頻繁な調整が必要になります。 - 耐久性が低い
→使用中に摩耗や劣化が進みやすいため、保険適用で作成された入れ歯の寿命は約4年〜5年程度となります。

入れ歯について、もっと詳しく知りたい方は以下記事をあわせてご覧くださいね!
4-3:歯牙移植

歯牙移植とは、噛み合わせと関係のない健康な歯を、歯を失った部分に移植する治療法です。
可能であれば40歳以下で、健康かつ噛み合わせに関係のない移植できる歯がある方に適しています。
- 自然な噛み心地
→患者自身の健康な歯(通常は親知らずなど)を使用するため、体に対する拒絶反応が少なく、自然な噛み心地を得られる。 - 周囲の歯への負担がない
→周囲の健康な歯を削る必要がないため、他の歯への負担が少なく、長期的な口腔内の健康維持が期待できます。 - 歯根膜を残せる
→移植された歯には歯根膜が残るため、噛む力を吸収・分散でき、歯を長持ちさせられます。
- 適応条件の制限
→移植に使用する歯が健康でなければならず、親知らずなどの適切なドナー歯がない場合、治療は行えません。 - 外科手術が必要
→移植手術が必要であり、手術に伴うリスクや術後のケアが求められます。 - 治療に対応できる歯医者が少ない
→難易度の高い治療となるため、すべての歯医者で選択できる治療ではありません。(当院は対応可能です)

歯牙移植について、もっと詳しく知りたい方は以下記事をあわせてご覧くださいね!
インプラントの代わりに歯牙移植をする4つの条件!メリット・デメリットは?
4-4:接着ブリッジ

接着ブリッジとは、両隣の健康な歯の裏側を少し削って人工歯を接着させ、歯がない部分を補う治療法のことです。
歯ぎしりや食いしばりの習慣がなく、前歯など噛み合わせの力がかかりにくい歯を1本失った方に適しています。
- 歯を大きく削らなくて住む
→隣接する歯の裏側を少し削るだけで済むため、健康な歯を守ることができ、歯の寿命を延ばせます。 - 審美性が高い
→見た目が自然で美しい仕上がりになるため、他人に治療を受けたことが分かりにくいです。 - 金属アレルギーのリスクが低い
→金属を使用しないため、金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。 - 短期間での治療
→一般的に、2回ほどの通院で治療が完了します。
- 固定力が弱い
→従来のブリッジに比べて固定力が弱く、特に歯ぎしりや食いしばりの習慣がある人には外れるリスクがあります。 - 適応条件の制限
→土台の歯が健康で、失った歯が1本のみの場合に適しており、2本以上歯を失っている場合には対応が難しいです。

接着ブリッジについて、もっと詳しく知りたい方は以下記事をあわせてご覧くださいね!
接着ブリッジとは?歯を失ったときの第5の治療法を徹底解説
ここまで紹介したように、どの治療法がご自身に合っているかは、
- お口の状態(適用条件を満たしているか)
- ライフスタイル
- ご予算
- 患者様の目指す治療の目的やゴール
などによって異なります。
インプラントを含むそれぞれの治療法について理解した上で、歯科医師とよく相談し、最適な選択をしましょう。
5:「インプラントは絶対ダメ」と判断する前に正しい知識を!
それでは最後に、本記事の重要なポイントを簡単におさらいしていきます。
▼「インプラントは絶対ダメ」と言われる理由
- 費用が高い
- 治療期間が長い
- 手術が怖い
- 失敗例がある
- メンテナンスが大変
- 再治療が難しい
- 治療が適用されないケースがある
- 金属アレルギーのリスクがある
▼インプラントのメリット
- 天然の歯と変わらない噛み心地
- 見た目が自然で美しい
- 周りの歯に負担をかけない
- 顎の骨の吸収を抑制する
- 他の治療法よりも長持ちする
▼インプラントのデメリット
- 治療期間が比較的長い
- 費用が高い
- 外科手術が必要
- 術後の腫れや痛み
- メンテナンスが重要
▼後悔しないインプラント治療を受けるポイント
- 信頼できる歯医者の選び方を知る
- 治療前のカウンセリングの重要性を理解
- 治療後のケアとメンテナンスを徹底する
▼インプラント以外の治療法
- ブリッジ
- 入れ歯
- 歯牙移植
- 接着ブリッジ
この記事では、「インプラント 絶対だめ」という検索ワードから、インプラントに対する様々な疑問や不安にお答えしてきました。
インプラントに限らず、どの治療法にもメリット・デメリットが存在します。
必ず長所・欠点のどちらにも目を向けたうえで、あなたに最適な治療法を選ぶようにしましょう!

当院では、インプラント治療に関する無料相談を随時受け付けております。
「話を聞くだけでも…」という方も大歓迎です!
あなたの不安や疑問を解消し、笑顔で毎日を送れるよう、全力でサポートいたしますので、遠慮なくお問い合わせくださいませ^^