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高齢者のインプラント治療!適性年齢・注意点・要介護時の対応

公開日:

安全性・リスク

高齢者のインプラント治療!適性年齢・注意点・要介護時の対応


こんにちは。北戸田COCO歯科院長の田口です。

今回は、「高齢者のインプラント治療」をテーマに解説していきます。

 インプラント治療は何歳でも問題ないの?
 治療後に要介護になったらどうなるの?
 手術は年齢的に大丈夫なの?
 高齢者がインプラント治療を受ける注意点は?


といった疑問をお持ちの方の参考になれば幸いです。

年齢的な問題でインプラントを治療の選択肢に入れていいのか迷っている方は、ぜひご一読ください!

 

 

【執筆・監修者】田口 耕平
北戸田COCO歯科 院長
【経歴はこちら】

 

 

1:高齢者のインプラント治療!データから分かる適性年齢

 

年代別のインプラント治療を選択している患者の割合

基本的にインプラントは、あご骨の成長が終わった約20歳以上の方であれば治療が可能です。

実際にインプラント治療を選択した患者さまの割合は上から、

①65~69歳
②70~74歳
③75~79歳


の順に多くなっています。

そのため、日本老年学会・日本老年医学会で高齢者と定義づけられている

 

 准高齢者(65~74歳)
 高齢者(75~89歳)


の方は、全身的な健康状態やお口の環境にに問題がなければ、インプラント治療に適した年齢だと言えるのです。

では次に、高齢者の方がインプラント治療を受ける際の注意点をご説明していきます。

 

2:高齢者がインプラント治療を検討する際の4つの注意点

 

高齢者がインプラント治療を検討する際の4つの注意点

高齢者の方がインプラント治療を検討する際の注意点は、

持病や服用薬について
難しい症例に対応できる歯医者選び
要介護・通院が困難になったときの歯医者の対策
インプラント情報をしっかり保管する


の4つです。

どういうことか、一つひとつ確認していきますね。

 

2-1:持病や服用薬について

インプラント治療は外科手術が必要になるため、特に高齢者の方は全身的な健康状態も重要になってきます。

具体的には、

 

 糖尿病
 高血圧
 心疾患
 骨粗しょう症


などの持病をお持ちの方や治療薬を服用中の方は、通常よりも注意が必要です。

まずは、初回のカウンセリング(問診)で歯科医師に現在の状態をしっかり申告して、治療が可能か否かを相談しましょう。

基本的には、患者さまのかかりつけの内科医と連携をすることで治療ができるケースが多いです。

 

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2-2:難しい症例に対応できる歯医者選び

高齢者の方は、インプラント手術時に骨を増やす施術(難しい症例)への対応が可能な歯医者を選んでおくと安心でしょう。

なぜなら、インプラントを支えるあご骨の量や質は年齢とともに減少・悪くなる傾向があるからです。

チェックポイント

骨を増やす手術(骨造成や骨移植)をするためには、歯科医師の高度な技術が必要になります。

どの歯医者でも受けられる治療ではないので、歯医者選びの段階で難しい症例に対応できるか否かを確認するようにしましょう!

 

2-3:要介護・通院が困難になったときの歯医者の対策

高齢者の方は、要介護または通院が困難になった場合の対策が用意されている歯医者を選ぶのがオススメです。

なぜなら、インプラントを含む人工歯を長持ちさせるためには、治療後に歯医者の定期検診に通うこと(メンテナンス)が必要不可欠になるからです。

特にインプラントは、治療後に適切なメンテナンスを受けないとインプラント周囲炎と呼ばれる歯周病のような病気を発症する確率が高まります。

状態が悪化すると、せっかく入れたインプラントがぐらついたり外れたりしてしまうケースもあるので注意をしましょう。

当院の対応

北戸田COCO歯科では、要介護・通院が困難になった患者さま向けに訪問診療(医師が定期的にご自宅等へ診察に伺う)を行っております。

 

2-4:インプラント情報をしっかり保管する

高齢者だけではなく、インプラント治療を受けるすべての方に重要なポイントですが、

 

 インプラントカード
 インプラント手帳


と呼ばれる「どんなインプラントを」「いつ・どのように治療したか」といった情報が記された紙をご家族の方もわかる場所に保管するようにしましょう。

なぜなら、

 かかりつけ医が突然閉院・転院した
 患者さまご自身が遠方に転居された


などの場合に、インプラントカードがあると、新しく通うことになった歯医者でも適切なメンテナンスを受けられるようになるからです。

また、以下サイトでは患者さまご自身でインプラントカードのひな形をダウンロードできます。

>>口腔インプラントカードについて|日本口腔インプラント学会 

 

もしかかりつけ医からインプラント情報を記入した紙がもらえなかった場合には、上記の紙を渡して記入してもらうと安心でしょう。

 

 

3:インプラント治療の体験談(70代以上/109人)

 

インプラント治療の体験談(70代以上)


さて、ここまでご説明したように高齢者のインプラント治療には様々な注意点があります。

しかし、ポイントさえおさえれば、インプラントは入れ歯やブリッジに比べて

 自然な噛みごこち
 美しい見た目
 お口全体の健康を守る


ことに適したメリットの大きい治療です。

実際に、「データからみるインプラント | 公益社団法人日本口腔インプラント学会」で公表されているアンケートでは

インプラント治療をした70代以上の方(109人)は思った以上に、

 

 違和感がない
 噛みごこちが良い
 他の天然歯と見た目が変わらない
 痛くなかった


と感じた人が多いという結果が出ています。

ぜひこちらの意見も参考に、インプラントも1つの治療法として検討してみてくださいね!

 

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4:高齢者のインプラント治療の結論


それでは最後に、高齢者のインプラント治療の重要なポイントをおさらいしていきます。

まとめ

あご骨の成長が終わっている約20歳以降であれば、高齢者でもインプラント治療は受けることに問題はありません。

ただし、高齢の方がインプラント治療を受ける場合は、
持病や服用薬について
難しい症例に対応できる歯医者選び
要介護・通院が困難になったときの歯医者の対策
インプラント情報をしっかり保管する


の4点に注意をする必要があります。

インプラント治療を受けた70代以上(109人)の方は、思った以上に
違和感がない
噛みごこちが良い
他の天然歯と見た目が変わらない
痛くなかった

と感じているという意見が多いようでした。

 

以上、高齢者のインプラント治療について紹介しました。

とはいえ、高齢の方でもお口や身体の健康状態は人それぞれ異なります。

個々でお話できる内容も変わってきますので、気になる場合にはぜひ直接ご相談いただければ幸いです

 

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執筆協力:森崎ことり(ライター)