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インプラント治療中の仮歯が重要な2つの理由!入れる期間やタイミングは?

安全性・リスク

 

インプラント治療の仮歯

 

「インプラント治療中の歯がない期間は、どうなるのかな?」という疑問をお持ちの方。

結論からお伝えすると、歯がないことが目立つ前歯部は「仮の歯=仮歯(かりば)」を入れるのが一般的です。

ただし、患者さまの状態や選択される治療法などによって、仮歯の有無や種類は大きく異なります。

そこで今回の記事では、日本口腔インプラント学会所属の歯科医師田口が、”インプラントの仮歯”に焦点をあてて詳しく解説してみました。

「そもそも仮歯って、他の人工歯と何が違うかわからない」という方にもわかりやすく紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

 

 

【執筆・監修者】田口 耕平
北戸田COCO歯科 院長
【経歴はこちら】

 

 

1:そもそもインプラント治療時の仮歯とは?

 

そもそもインプラント治療時の仮歯とは?


インプラント治療時の仮歯とは、最終的な人工歯が入るまでの間だけ、歯がない部分を補う仮の歯のことです。

基本的に色は白く、一般の人が仮歯が入っていることに気づくことはほとんどありません。

ただしあくまでも仮の歯なので、治療の経過に合わせて形態修正がしやすいようにプラスチックで作られています。

見た目の自然な色艶や耐久性は、最終的に被せる人工歯(セラミックなど)に比べると大きく劣るといえるでしょう。

1-1:仮歯を入れる期間やタイミング

インプラント治療の仮歯を入れる期間やタイミングは、以下のとおりです。

 

一般的な治療の場合

・仮歯を入れる期間
→約3~6ヶ月

・仮歯を入れるタイミング
→あご骨にインプラント体を埋め込んだ後

 

ただし、期間やタイミングは、

 

 あご骨の質や量
 インプラントの本数
 治療部位
 治療法


などによっても大きく異なるので、詳しい内容は担当医に確認するようにしてください。

 

1-2:前歯と奥歯で仮歯の有無が変わる?

一般的に前歯は、ほとんどの場合すぐに仮歯が入ります。

そのため、見た目的な問題はほとんどありません。

ただし、両隣の歯に仮歯を貼り付けるタイプは、咬む機能がないので注意が必要です。

奥歯は状態によって、仮歯を「入れるケース」と「入れないケース」があります。

入れる場合には、

 

 固定式の仮歯
 取り外しができる仮の入れ歯


などを使用します。

入れない場合は、あご骨とインプラント体がくっつく約3~6ヶ月は歯がない状態です。

奥歯に仮歯を入れる場合には別途費用がかかるケースが多いので、担当医と仮歯の有無をよく相談するようにしましょう。

1-3:奥歯でも手術当日に仮歯が入る即時負荷インプラントとは?

治療法の中には、部位や本数に限らず手術したその日に仮歯が入る「即時負荷インプラント(別名;1dayインプラント)」があります。

しかし、即時負荷インプラントは、あご骨の状態やかみ合わせの条件をクリアできた方でないと治療の選択肢に選べません。

気になる場合には、一度歯医者で検査を受けて即時負荷インプラントが可能か否かを調べたほうが良いでしょう。

 

2:インプラント治療中の仮歯が重要な2つの理由


インプラント治療中の仮歯の重要な2つの役割


インプラント治療中の仮歯が重要な理由は、

見た目の美しさを維持する
かみ合わせや歯並びの歪みを防ぐ


の2つです。

どういうことか、この次に詳しくご説明していきますね!

 

2-1:見た目の美しさを維持する

インプラント治療の仮歯には、見た目の美しさを維持する役割があります。

というのも、一般的なインプラント治療では手術後すぐに最終的な人工歯を入れられないので、歯がない期間があるからです。

インプラント体があご骨とくっつくまでの約3~6ヶ月間、仮歯があなたの口元の美しさを保持してくれます。

ただし、奥歯については先述したとおり仮歯を入れないケースもあるので、奥歯がないのが気になる方は担当医とよく相談するようにしましょう。

 

2-2:かみ合わせや歯並びの歪みを防ぐ

歯というのは不思議なもので、歯がない場所に両隣・上下の歯が寄ってくる習性があります。

そのため、歯がないまま放っておくとかみ合わせや歯並びに歪みが出てしまうことがあるのです。

その歯並びやかみ合わせの歪みを予防するのが、仮歯のもう1つの役割になります。

また、仮歯が入ることで

 食事がしやすくなる
 傷口への直接的な刺激を防げる


といったメリットもあります。

では次に、インプラント治療中に仮歯を入れることになった場合の注意点をご紹介していきます。

 

3:インプラント治療で仮歯を入れる際に知っておきたい注意点


インプラント治療で仮歯を入れる際に知っておきたい注意点


インプラント治療で仮歯を入れることになった場合は、

 

硬いものやくっつきやすい食べ物は控える
外れたり割れたりしたら放置しない
仮歯のまま治療を中断しない
仮歯でも歯ブラシはしっかり当てる


の4点に注意してください。

具体的な注意点は、この次に一つひとつご説明していきます。

 

3-1:硬いものやくっつきやすい食べ物は控える

インプラント治療中に仮歯を入れた場合は、硬いものやくっつきやすい食べ物は控えるのがオススメでしょう。

なぜなら、仮歯はあくまでも仮の歯なので耐久性がなく、硬いものやくっつきやすいものを食べてしまうと壊れたり外れたりしやすいからです。

具体的には、

 ガム
 キャラメル
 ハイチュウ
 グミ
 堅焼きせんべい
 りんご
 スルメイカ


などは避けたほうが良いでしょう。

 

3-2:外れたり割れたりしたら放置しない

仮歯が外れたり割れたりしてしまった場合には、放置せずにかかりつけ医で修復・再装着してもらいましょう。

なぜなら、長期間仮歯が外れたままにしてしまうと、上下左右の歯が動いて

 元の仮歯がはまらなくなったり
 かみ合わせが変わってしまったり


するケースがあるからです。

場合によっては、手術部位に傷がついたり細菌が入り込む原因になってしまうこともあるので注意をしてくださいね!

 

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3-3:仮歯のまま治療を中断しない

仮歯のまま治療を中断すると、あご骨とインプラント体がくっつくのを阻害してしまうことがあります。

なぜなら、仮歯はプラスチック素材で作られているためすり減りやすく、長期間放置するとかみ合わせへの変化を起こしやすいからです。

かみ合わせが乱れてしまうと、手術部位に強い力がかかって、最悪の場合インプラント体が抜け落ちる可能性があります。

さらに、長期的な治療の中断で仮歯が

 変色したり
 口臭の発生源になったり


するケースもあるので注意をしたほうが良いでしょう。

どうしても治療を中断しなければならない事情がある場合には、一度担当医に相談するのがオススメですよ。

 

3-4:仮歯でも歯ブラシはしっかり当てる

仮歯でも歯ブラシはしっかり当てるようにしましょう。

なぜなら、仮歯であっても歯磨きをしないと、汚れがついて細菌の温床になってしまうからです。

もちろん特別なお手入れをする必要はありません。

他の歯と同じように、食後は仮歯も含めて歯を磨くようにしてくださいね!

 

4:インプラント治療と仮歯の結論


それでは最後に、インプラント治療と仮歯の重要なポイントをおさらいしていきます。

まとめ

インプラント治療の仮歯とは、あご骨とインプラントがくっつくまでの歯がない期間を補うための仮の歯です。

通常の治療ケースでは、
仮歯をいれる期間は、約3~6ヶ月
入れるタイミングは、あご骨にインプラント体を埋め込んだ後

になります。

ただし、個々の症状や治療法によって期間やタイミングは大きく異なるので、詳しい内容は担当医に確認しましょう。

インプラント治療中の仮歯が重要な理由は、
見た目の美しさを維持する
かみ合わせや歯並びの歪みを防ぐ

の2つです。

仮歯を装着した場合には、
硬いものやくっつきやすい食べ物は控える
外れたり割れたりしたら放置しない

仮歯のまま治療を中断しない
仮歯でも歯ブラシはしっかり当てる

の4点に注意をしましょう。


以上、インプラント治療と仮歯について紹介しました。

仮歯がどうなるかは、患者さまの状態によって大きく異なります。

ご希望に合わせて歯がない期間がないようにする治療法をご提案できるケースもあるので、まずは一度ご相談くださいね

 

 

執筆協力:森崎ことり(ライター)