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見た目が悪いインプラントになる3つの原因&失敗を回避する方法

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安全性・リスク

見た目が悪いインプラントになる3つの原因&失敗を回避する方法

● どうせなら、キレイで美しい白い歯を入れたい
● 自分の歯と見比べたときに、自然な仕上がりになるようにして欲しい
● 被せ物をインプラントに変えて、見た目を改善したい


など、インプラントの審美面が気になっている患者さま。

今回の記事では、

  • 日本補綴歯科学会・専門医(インプラントの上部構造)
  • 国際口腔インプラント学会・認定医(難症例にも対応できる)

具体的には、

→ インプラントの見た目が悪くなる原因
→ 見た目が悪いインプラントが入るのを回避する方法
→ 見た目が悪いブリッジをインプラントに変えられるか


などについてお話します。

ぜひ最後まで読んで、より美しいインプラントを入れるコツを知っていきましょう!

【執筆・監修者】田口 耕平

日本接着歯学会
日本口腔インプラント学会
日本補綴歯科学会・専門医
国際口腔インプラント学会・認定医
日本糖尿病協会登録歯科医

北戸田COCO歯科 院長
【詳しい経歴はこちら】

歯科医師:田口 耕平

 

1:見た目が悪いインプラントになる3つの原因

見た目が悪いインプラントになる3つの原因

● 他の歯と比べて、色合いや形が不自然
● 歯茎からインプラント(金属部分)が露出している


など、見た目が悪いインプラントになるのは、

 精密検査不足
歯科医師の技術や知識不足
被せ物を作る技術や設計力不足


の3つの原因が関係している可能性が高いです。

どういうことか、それぞれ詳しく解説していきます。

1-1:精密検査不足

1つ目のインプラントの見た目が悪くなる原因は、「インプラント治療前の検査で正しく骨や歯肉の状況を把握できていない」ケースです。

というのも、インプラントは外科手術が必要になります。

通常の歯科治療とは違い、インプラント体と呼ばれる歯の土台になる部分をアゴ骨に埋め込むので、治療前の精密検査が非常に重要になるのです。

しかし、この最初の段階で正確な検査・診断ができていないと、見た目が悪いインプラントが入ってしまうことあります。

1-2:歯科医師の技術や知識不足

2つ目のインプラントの見た目が悪くなる原因は、「歯科医師の技術や知識不足」です。

インプラントは通常の歯科治療とは異なり、歯科医師が専門的な外科手術の知識や経験を保有している必要があります。

つまり、どこの歯医者であっても同レベルのインプラント治療を受けられるわけではないのです。

例えば、土台になるアゴ骨が少ない・薄いときには、

● アゴ骨を増やしたり再生したり
● 歯茎を移植したり


する手術を追加で行うことにより、見た目も耐久性能もあげられます。

しかし、インプラント治療をするすべての歯科医師が上記の治療法を習得しているわけではないので、見た目等の問題が起きてしまうケースがあるのです。

1-3:被せ物を作る技術や設計力不足

3つ目のインプラントの見た目が悪くなる原因は、「被せ物(上部構造)を作る技術や設計力不足」によるものです。

インプラントは専門的な治療ですが、被せ物(目視で確認できる歯の部分)を作るためには、通常の歯科治療でも用いられる人工歯を作る技術や設計力が求められます。

つまり、見た目の仕上がりを良くするためには、インプラントだけではなく総合的な治療力が重要になるのです。

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では、原因がわかったところで、実際にどうやって見た目が悪い失敗インプラントが入るのを回避すればいいかについて解説していきます。

2:見た目が悪い失敗インプラントが入るのを回避する方法

見た目が悪い失敗インプラントが入るのを回避する方法


見た目が悪い失敗インプラントが入るのを回避するためには、患者さまが治療前に、

3DCTで精密検査を行っているか
難症例に対応できる歯科医師なのか
補綴物の専門知識を持つ歯科医師なのか


の3つを確認するのがおすすめです。

具体的どうすればいいかは、この次に一つひとつお話していきますね!

2-1:3DCTで精密検査を行っているか

見た目が悪いインプラントが入るのを回避するためには、「3DCTと呼ばれる三次元の画像診断機で精密検査してくれるか」を調べましょう。

初回のカウンセリングを受けに行く予約を取る際に、「3DCTによる精密検査は受けられますか?」と質問しておくのが1番確実です。

ちなみに、当院では初回カウンセリングから3DCTによる精密検査を受けられます。

詳しくは、こちらのページを御覧ください。

当院の無料カウンセリング

2-2:難症例に対応できる歯科医師なのか

見た目が悪いインプラントが入るのを回避する2つ目の方法は、「難症例にも対応できる歯科医師なのかを確認する」ことです。

具体的には、検査・診断の結果、アゴ骨が薄い・少ないことがわかった際に、

● ソケットリフト
● サイナスリフト
● ソケットプリザベーション
● GBR(骨組織誘導再生法)
● CTG(結合組織移植術)
● スプリットクレスト(リッジエクスパンジョン)
● エクストルージョン


といった骨移植や骨造成と呼ばれる高度な治療(手術)ができる歯科医師であれば、アゴ骨を理由にインプラントの見た目が悪くなるのを避けられる確率が高まります。

無料カウンセリング時に、「アゴ骨が薄い・少ないことが分かったときに、上記のような高度な治療(手術)ができるか」は事前確認しておくと安心でしょう。

当院の難症例への対応について

2-3:補綴物の専門知識を持つ歯科医師を選ぶ

見た目が悪いインプラントが入るのを回避する3つ目の方法は、「補綴物(人工歯)の専門知識を持つ歯科医師を選ぶこと」です。

具体的には、
 

● 大学時代に補綴科で勤務していた
● 日本補綴歯科学会の認定医や専門医の資格を所持している


など、補綴の専門機関に勤務・所属した経験をもつ歯科医師を選ぶと安心でしょう。

経歴や所属学会を調べる際には、歯医者の公式サイトで医師紹介ページを見るのがおすすめです。

掲載されていない場合には、初回カウンセリング時に直接どんな分野に積極的に取り組んでいる歯科医師なのかを質問してみても良いでしょう。

当院のインプラント担当医の経歴

では次に、見た目が悪いブリッジからインプラントに変えることができるかについてお話していきます。

3:Q.不自然な見た目のブリッジもインプラントで改善できる?


A.できます。

ただし、ブリッジを外してインプラントをアゴ骨に埋め込むためには、外科手術が必要になります。

また、新たな被せ物を入れる際には治療費(自費診療)がかかるので、事前に担当医とよく相談したほうが良いでしょう。

詳しくは以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

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では次に、見た目以外で注意しておきたいインプラントのデメリットを紹介します。

4:見た目以外の注意点!インプラントのデメリットの対処法

見た目以外の注意点!インプラントのデメリットの対処法


見た目以外で注意しておきたいインプラントのデメリットは大きく分けて、

 

外科手術が必要になる
治療期間が長い
治療費が高額になるケースが多い


の3つです。

しかし、こちらについては、

● 他の治療法との違いをよく理解する
● 費用(相場)を把握する
● 目安の治療期間や流れを事前に知っておく
● 信頼できる歯医者・歯科医師の選び方を覚える


などの対策をしておけば、後悔のない治療を受けられる可能性が高いです。

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5:見た目が悪いインプラントの結論

では最後に、見た目が悪いインプラントが入る原因や回避する方法を簡単におさらいしていきます。

まとめ

見た目が悪いインプラントになるのは、

精密検査不足
歯科医師の技術や知識不足
被せ物を作る技術や設計力不足


の3つの原因が関係している可能性が高いです。

そのため、

3DCTで精密検査を行っているか
難症例に対応できる歯科医師なのか

補綴物の専門知識を持つ歯科医師なのか


の3つを事前に確認すれば、見た目が悪い失敗インプラントが入るのを回避できる確率が高まります。

また、見た目が悪いブリッジをインプラントに変えるのは可能です。

インプラントの見た目以外に心配な点も、

他の治療法との違いをよく理解する
費用(相場)を把握する

目安の治療期間や流れを事前に知っておく
信頼できる歯医者・歯科医師の選び方を覚える


の4つを実践しておけば、後悔のない治療を受けられる可能性が高まります!


以上、今回は「インプラントの見た目」についてお話しました。

お口の中を直接拝見しないと、個別のアドバイスは難しいので、詳細が気になる方はぜひ以下から遠慮なくお問い合わせください。

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執筆協力:森崎ことり(ライター)