こんにちは北戸田coco歯科です
若い人からも人気のあるインビザライン矯正は、透明なマウスピースを使った歯科矯正です
矯正をしていることがバレにくい、マウスピースの装着が自由なので、大事なイベントの際には取り外しができるなどメリットがよく知られています。
しかし、実際に治療を始めると大変な面もあることを知っておきましょう。
インビザライン矯正を始めて後悔しないためにも、インビザライン矯正のデメリットや治療を始める前に知っておきたいことをお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてください
インビザライン矯正で後悔しないために
インビザライン矯正は最初にお話ししたように目立ちにくいマウスピースを使っています。
取り外しが可能なので、治療が始まった後でもこれまで通りに食事を楽しむことができたり、イベントにも気にせず参加できるといったメリットがあることからとても人気がある治療法の一つです
しかし、どんな矯正治療にもデメリットがあるようにインビザライン矯正にもデメリットがあります
インビザラインを始めてから、こんなはずではなかった!と後悔する方は、デメリットの点まで知らなかったと言う方が多いです。
インビザライン矯正で後悔しないためにも、まずはインビザラインのデメリットを知っておきましょう!
デメリット①:マウスピースの自己管理が必要
インビザライン矯正が始まると、治療計画に基づいて作成されたマウスピースをまとめて渡されてます。
インビザラインのマウスピースをまとめてお渡し出来るからこそ通院回数が少なくても治療できることがメリットですが、その後はしっかりと患者様自身でマウスピースを管理をする必要があります。
決められた時間マウスピースを装着し、次の交換の時期になったら新しいものに交換するとインビザライン矯正は歯科矯正治療の中でも唯一患者様主体の矯正方法になります。
多少面倒だと感じるかもしれませんが、理想の歯並びのためにもしっかりと管理していきましょうね!
デメリット②:気軽に食事ができない
インビザライン矯正のメリットとして食事の際にはマウスピースを取り外すために普段と同じように食事を楽しむことができます。
しかし、食後にはまたマウスピースを装着する必要がありますが、必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着する必要があります。
食べかすなどが残ったままの状態ですと虫歯や歯周病の原因になってしまうからです。食事のたびに歯磨きをしないといけないため、以前よりも気軽に間食をとったりすることが躊躇われるようになります。
デメリット③:マウスピースを長時間装着しないといけない
インビザライン矯正はご自身でマウスピースを1日20時間以上はめている必要があります。
基本的に、食事と歯磨き以外はずっとはめているイメージです。
一度つけたらつけっぱなしのワイヤー矯正とは違い、自分で装着時間がコントロール出来てしまうため、マウスピースの装着をサボってしまうと治療計画がスムーズに進まなくなってしまいます。
治療期間も大幅に伸びてしまうので、しっかりと決められた時間マウスピースを装着するようにしましょう
デメリット④:マウスピース意外にも装着するものがある
インビザライン矯正は透明なマウスピースだけで歯を動かしていくイメージを持たれやすいのですが、実際にはマウスピースのみで矯正を進めていけるわけではありません。
「アタッチメント」と呼ばれる小さな突起を歯の表面に貼り付けて、その上からマウスピースをはめてアタッチメントにかかる力を利用して歯を動かしていったり、「顎間ゴム」といって上の歯と下の歯にゴムを掛けて噛み合わせを調整したりする処置などもあります。
マウスピースだけの時よりも、口が開けにくくなったり違和感を感じたりすることもありますが、基本的には数日経てば慣れていくでしょう。
不便に感じることもありますが、治療が落ち着くまでじっと我慢です。
デメリット⑤:マウスピースを紛失しやすい
インビザライン矯正のメリットである装着が自由なマウスピースは取り外しが多いため、紛失するトラブルが起きやすいです。
紛失した場合には、歯科医師が一つ前のマウスピースをはめておくのか、それとも次のステップのマウスピースをはめるのか判断いたしますので歯科医院にご連絡の上指示を受けて下さい。
何もはめてない状態が続くと、せっかく矯正している歯が予想外の方向へ動いてしまう恐れがあります。
デメリット⑥:ワイヤー矯正と併用になることがある
インビザライン矯正では、患者様の歯並びによってワイヤー矯正を併用しなければならないこともあります。
インビザラインだけで治療ができると思っていたのに…と後悔しないためにも知っておきましょう。ワイヤー矯正は歯を大きく動かすことや、適用できる症例の幅が広いといったメリットがあります。
最近では、目立ちにくい白い器具を使ったワイヤー矯正も多くありますので、安心して下さい。
当院でも、インビザライン矯正をする全ての患者様にワイヤー矯正を併用する可能性があることを事前にお伝えしています。
デメリット⑦:予定していた治療期間内に終わらないことがある
インビザライン矯正では、治療を始める前に大体の治療計画を経てていきますが、実際に歯を動かしていくと誤差が出てしまうこともあります。
また、マウスピースの装着し忘れなどで当初の計画よりも治療が長引いてしまうこともあります。最初の計画はあくまでも計画です、治療期間が長引いてしまうことがあることも理解しておきましょう。
インビザライン中のトラブルで後悔…?
インビザラインだけでなく矯正中には様々なトラブルが起こることがあります中には、矯正を始めて後悔した…と感じてしまうようなものもあるかもしれません。
しかし、トラブルを事前に知っているだけで、ご自身で対処できます。いくつかご紹介しておきますので、しっかりと覚えておきましょう。
トラブル①:マウスピースの変形
インビザラインのマウスピースが何らかの理由で変形してしまうことがあります。その理由しては、強い力が加わる、お湯で洗浄してしまうなどが挙げられます。
変形したマウスピースをそのまま装着すると、計画通りに歯が動かないこともありますので、変形に気がついた時には必ず歯科医師に相談するようにしましょう。
マウスピースの変形を防ぐためにも、必ず普段から専用のケースに入れて保存しておくようにしましょうね!
トラブル②:アタッチメントが取れた
アタッチメントが取れてしまうのもよく起こるトラブルの一つです。アタッチメントが取れてしまっても慌てずに、まずは矯正をしている歯科医院に連絡して相談しましょう。
すぐに来院して付け直してもらったり、次回の来院までそのままでも大丈夫なケースもあります。
トラブル③:口内炎ができた
歯列矯正で特に辛いトラブルの一つが口内炎です。中には、口内炎が辛すぎて矯正をしたことを後悔する人もいるほどです。
しかし、インビザラインでは表面のツルツルしたマウスピースを使うためワイヤー矯正と比べてもほとんど口内炎ができることがありません
ただし、まれにマウスピースのふちが尖っていたり、アタッチメントの突起があたり口内炎ができてしまうことがあります
その時は、歯科医院で相談していただければマウスピースの縁を削って滑らかにしたり、口内炎用のお薬を処方するなど対処できますので、我慢せずに言ってください
トラブル④:歯が後戻りを起こした
インビザライン中に、マウスピースの装着時間不足や紛失により長時間マウスピースが装着できなかったことにより歯が後戻りを起こしてしまうことがあります。
また、矯正治療が終わり保定期間を十分に取らなかった場合にも歯が後戻りを起こしてしまします。
治療中に後戻りを起こすと、最初に作成していたマウスピースがはまらなくなり、再び作成しなくてはいけなくなったり、治療終了後に後戻りを起こした場合はもう一度治療のし直しになってしまいます。
そうなると追加の費用もかかってしまい、こんなはずでは…と後悔してしまいます。
そのため、治療中はマウスピースを決まった時間に装着して計画通り進めていきましょう
軽度の後戻りでしたら、対応できますので早めにご相談ください
関連記事:インビザライン矯正でトラブル?安心して治療を進めるために
後悔しないために歯科医院選びも重要です
後悔しないインビザライン矯正を始めるためにも、歯科医院選びはとっても重要です
現在は、ほとんどの歯科医院がホームページを持っているため、たくさんの情報から選択することができます
歯科矯正の実績があるか、インビザライン矯正に力を入れているか、無料相談を行っているか、値段は治療内容とあっているか(安すぎても注意が必要!)などさまざまな面から考慮するようにしましょう。
そして、一つの医院に決める前には、無料相談へいくこともおすすめします。歯科医院や矯正医師の雰囲気なども確認できますので、自分にあった医院が見つかると思います。
矯正治療で不安に感じることの多い治療の金額はもちろん、どのくらいの期間がかかりそうか等を直接歯科医師と相談してみてください。
ご納得いただき、信頼の出来る歯科医師をみつけてから治療を開始することをオススメします。
当院のインビザライン矯正
当院のインビザライン矯正は、国内の歯科医師の中でも約3%しかいない日本歯科矯正学会の「認定医」が担当しており、質の高いインビザライン矯正を提供しております
また、インビザラインだけでなく目立たないワイヤー矯正や、小児矯正にも対応していますので、矯正治療を考えている方はお気軽にご相談ください!
当院の矯正治療については以下のリンクからチェックしてみてください
まとめ
今回は、後悔しないインビザライン矯正を受けるために知っておきたいことをご説明しました。
インビザラインは目立たない矯正方法としてメリットばかりがフォーカスされがちですが、デメリットや治療中のトラブルもありますので、しっかりと理解しておきましょう。
インビザラインをはじめ矯正治療には高額な治療費がかかりますので、後悔しないためにもしっかりと事前にリサーチ&相談しましょう。
当院でも歯列矯正の無料相談を行なっております。不安なことがあれば何でもご相談してくださいね。
こちらの記事もおすすめ:インビザライン矯正で失敗しないために!失敗の原因や注意点
参考:インビザライン公式