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インビザラインで歯並びの変化はいつから?治療中・後に感じる変化

矯正歯科

こんにちは北戸田coco歯科です!

インビザライン矯正は、専用のマウスピースをつけて歯並びを整える矯正方法で、目立ちにくいことから若い方を中心に人気のある矯正方法になります。

インビザラインを始めたばかりの方や検討している方の中には、「どのくらいで歯が動くの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

ここでは、インビザライン矯正で歯並びの変化を感じるのはいつからか、インビザライン中や終了時に感じる顔つきやお口の中の変化について紹介します。

 

インビザラインで変化を感じるのはいつ頃?

 

インビザライン 変化

 

軽度の症例の場合、およそ4枚目のマウスピースから歯並びに変化を感じることがあります。

1枚のマウスピースで歯が動く量は、0.25mmほど。

マウスピースは1~2週間で交換するため、1ヶ月で最大1mm前後ずつ歯を動かせます

ただし、ガタガタの歯並び(重度の不正咬合の方)は、1mm以上動いても効果を感じられにくいです。

なぜなら、歯のガタガタを治すためには歯列全体を動かして整える必要があり、まずは奥歯から動かすことが一般的だからです。

前歯はあとから動かすため、歯並びの変化を感じるまでに時間がかかることがあります。

 

インビザラインで変化が感じられない原因

 

インビザライン 不安

 

以下の項目にあてはまると、歯並びの変化が感じにくくなります。

 

  •  
  • ・装着時間を守っていない
  • ・アタッチメントが外れている
  • ・顎間ゴムを使用していない
  • ・治療計画に無理がある
  •  

 

 

■装着時間を守っていない

 

インビザライン矯正は、取り外しができるマウスピースを使用します。

1日20~22時間以上装着することで効果を発揮するものです。

そのため、装着時間が短くなったり外している期間が続いたりすると、計画通りに歯が動かない可能性があります。

 

 

■アタッチメントが外れている

 

 

インビザライン矯正は、歯を動かすために歯の表面に「アタッチメント」をつけることがあります。

アタッチメントは歯の治療にも使われる白いレジンの樹脂で作成しますが、衝撃に弱く外れてしまうこともあります。

アタッチメントが外れたままだと、歯に適切な矯正力をかけることができず、計画通りに進まない可能性があります。

関連記事
インビザライン矯正のアタッチメントはすぐ取れる?原因と対処法を紹介

 

 

■顎間ゴムを使用していない

 

インビザライン 顎間ゴム

 

インビザライン矯正では、症例によって顎間ゴムを使用することがあります。

顎間ゴムとは、噛み合わせを整えるために上下のあごにゴムを装着する装置のことです。

ご自身でつけ外しを行うので、基本的に食べるときと歯磨き以外はつけておく必要があります。

そのため、装着時間が不足したりつけ忘れたりすると変化を感じにくくなる可能性があります。

関連記事:顎間ゴムについて【インビザライン矯正の処置

 

 

■治療計画に無理がある

 

インビザライン矯正の治療計画は、クリンチェックによるシミュレーションで作製されますが、歯科医師が修正を行う必要があります。

その際、指示が間違っていたり無理な治療計画をたてたりすると歯並びに変化が起きないこともあります。

 

 

インビザライン中に感じる変化について

 

インビザライン 変化

 

インビザライン矯正中に感じる変化は歯並びだけではありません。

矯正器具の装着により生活習慣が大きく変わることから、以下のような変化も起きる可能性があります。

 

  •  
  • ・口が乾燥しやすくなる
  • ・歯磨きの回数が増える
  • ・間食が少なくなる
  •  

 

■口が乾燥しやすくなる

 

マウスピースを装着すると、その厚みから口が閉じにくくなり口が乾きやすくなることがあります。

口の中が乾燥すると、唾液の分泌量が減って虫歯や歯周病になりやすくなったり、口臭を引き起こしたりとさまざまな症状が出ることがあります。

インビザライン矯正中に口が乾燥したら、鼻呼吸を意識したり水分をこまめに摂取したりするなど、工夫することが大切です。

 

■歯磨きの回数が増える

 

インビザライン矯正では、矯正前よりも歯磨きの回数が増える方が多いです。

マウスピースはご自身で取り外しができ、食事の際は外していつも通り楽しむことができます。

しかし、つけるときは必ず歯磨きをする必要があります。

歯磨きをせずにつけるとマウスピースの中に食べかすを閉じ込めてしまい、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

そのため、インビザライン矯正中は自然と歯磨きの回数が増えるのです。

 

■間食が少なくなる

 

矯正前は小腹が空いたら気軽に間食をしていた方でも、インビザライン矯正中は間食の回数が減ったという方は多いです。

なぜなら、マウスピースを外す手間間食後の歯磨きが面倒になるといったケースが多く、間食を我慢するためです。

そのため、摂取カロリーが抑えられてやせたという方も少なくありません。

 

インビザライン終了後に感じる変化

 

インビザライン 変化

 

インビザライン終了後には、以下の変化が感じられることがあります。

 

  •  
  • 歯並びがきれいになる
  • ・写真映りが良くなる
  • ・歯のケアに気をつかうようになる
  • ・身体能力がアップする
  •  

 

 

■歯並びがきれいになる

 

当然のことながら、インビザライン終了後は歯並びがきれいになります。

歯並びが悪くて口元にコンプレックスを持っていると、人前で笑顔を見せることが少なくなり、消極的になりがちです。

歯並びが整いコンプレックスが解消されると人前でも気にせず笑えるようになり、人と接するときも自信が持てるようになります。

 

■写真映りが良くなる

 

歯並びが整うとEラインが得られ、写真写りが良くなる可能性があります。

Eラインとは鼻の先端と下あごの先端を結んだ線のことで、唇がEラインよりも内側に入っていると美しいと言われています。

特に出っ歯や受け口の方、抜歯を必要とする症例では矯正後に横顔の変化が見られやすいです。

 

■歯のケアに気をつかうようになる

 

歯並びが整うと歯を大切にしたいという気持ちが生まれ、歯のケアに気をつかうようになる方も多いです。

また、インビザライン矯正中は虫歯や歯周病にならないように、普段よりも丁寧に歯磨きする必要があります。その習慣が自然に身につき、矯正後も歯にケアをつかうようになるのです。

 

■身体能力がアップする

 

歯並びは身体能力に関係していることはご存じですか?

たとえば、野球でバッドを振るときなど、食いしばることで力を発揮することが可能です。また、左右均等な噛み合わせは、身体のバランスが整えられ、スポーツのパフォーマンスに良い影響を与えます。

参考:日本顎咬合学会

 

インビザライン矯正で変化を実感するためのポイント

 

インビザライン 動かない

 

インビザライン矯正で効果を実感するため、以下の3つのポイントを守りましょう。

 

  •  
  • ・マウスピースの装着時間を守る
  • ・チューイーを使って装着する
  • ・通院頻度を守る
  •  

 

■マウスピースの装着時間を守る

 

1つ目のポイントは、マウスピースの装着時間を守ることです。

インビザライン矯正では、1日20時間~22時間以上装着する必要があります。時間を守ることで、効果を発揮できるので装着時間は必ず守りましょう。

 

■チューイーを使って装着する

 

2つ目のポイントは、チューイーを使ってマウスピースを装着することです。

チューイーを使って、歯とマウスピースをしっかり密着させることができれば、インビザライン矯正の効果を実感しやすくなります。

 

関連記事:インビザラインで使う「チューイー」とは?使い方やお手入れ方法

 

■通院頻度を守る

 

3つ目のポイントは、通院頻度を守ることです。インビザライン矯正はワイヤー矯正と比較すると、通院頻度は少なくて済みます。

ただ、予約を先延ばしにしたり忘れたりすると、計画通りに進まなくなる可能性があります。

数ヶ月に1度の通院は矯正の効果を確認することもできるため、指示通りに通院しましょう。

 

北戸田coco歯科のインビザライン

 

当院では経験豊富な歯科医師がインビザライン矯正を担当します。

豊富な実績と経験で多様な症例に対応することができますので、他院でインビザライン矯正を断られたという方も、ぜひ一度ご相談ください。

また、インビザライン矯正の他にも目立ちにくい表側のワイヤー矯正やマウスピースとワイヤーのハイブリッド矯正など豊富なメニューをご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

■■北戸田coco歯科の矯正専門サイト■■

 

まとめ

 

インビザライン矯正は軽度の症例の場合、およそ4枚目のマウスピースから歯並びに変化を感じることがあります。

ただし、症例によって前歯はあとから動かす場合もあるため、変化を感じるまでに時間がかかることもあります。そもそも矯正治療は時間をかけて歯を動かすものです。

インビザライン矯正ではマウスピースを正しく装着し、時間を守ることが大切になります。矯正後は歯並びがきれいになって笑顔にも自信がもてるようになるので、楽しみながら矯正生活を送りましょう。

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