こんにちは北戸田coco歯科です
今回は、インビザライン矯正の治療が完了するまでにかかる期間についてお話ししていきます。
一般的に矯正治療は長い時間をかけて歯を動かしていくために、他の歯科治療と比べてとても長い時間を必要とします。
インビザライン矯正は他の矯正方法に比べて期間はどうなのか?期間を出来るだけ短く終わらせる方法など、詳しくお話ししていきますね
インビザライン矯正にかかる一般的な期間は?
インビザライン矯正が完了するまでにかかる一般的な治療期間は短くて1年半ほど、ほとんどの場合が2年〜3年ほどかかります。
部分矯正か全体矯正か、動かしたい歯の本数やその距離幅によっても期間が大きく変わってきますが、最低でも2年ほどかかると考えておきましょう。
ワイヤー矯正と比べると同じぐらいの期間か、インビザラインの方が長い場合もあります。
インビザライン矯正を進めていくためにインビザラインのマウスピース(アライナー)を装着し歯を動かしていく「矯正期間」と、その後歯並びを固定させる「保定期間」という2つのステップを踏んでいきます。
歯の動き方にも個人差があるために、人によって治療期間はそれぞれですが、大体1年から2年かけて歯を動かしていき、その後キレイに歯が並んだら1年ほど歯をリテーナーと呼ばれる保定装置で固定していきます。
インビザラインの期間は予定よりも伸びることが多い!
インビザラインの一般的な治療期間をお話ししましたが、インビザライン治療を始め、矯正治療は予定の期間よりも伸びることが多く、インビザライン矯正も期間が伸びてしまうケースがあります。
1番の原因が、治療の途中や後半で入る「リファインメント」です。
これは、治療を進める中で最初に経てた計画とは歯の動きが異なってくる場合や、歯の並びを修正する必要がある時に、追加のアライナー(マウスピース)が入る工程です。
リファインメントはインビザライン矯正をしている8割以上の患者様が必要になります。
リファインメントが入ると、その分装着しないといけないマウスピースの数が増えるのその分治療期間も伸びますが、これは美しく健康な歯並びにしていくために重要な工程になるということを理解しておきましょう。
治療期間を伸ばさないために出来ること
ここでは、出来るだけ短い期間でインビザライン矯正を終わらせるために治療中に気をつけて欲しいポイントをご紹介していきます!どれも重要なことなので、気をつけるようにしましょう
マウスピースを決められた時間装着する
当たり前のことですが、決められた時間アライナー(マウスピース)を装着することが1番の近道になります。
マウスピースを装着しなければ歯を動かすことができません。
長時間マウスピースの装着を忘れてしまったり、マウスピースを紛失してしまうと歯が元の位置に戻る後戻りを起こし、新しいマウスピースがはまらなくなったり、最悪の場合はマウスピースの作り直しになってしまうことも。
その分治療期間も伸び、毎月にかかる調整代も余計にかかるようになってしまいます。地味なことですが、毎日決められた時間きっちり装着するようにしましょう。
マウスピースの紛失を防ぐ
マウスピースの紛失も、治療期間を長引かせる原因になります。
新しいマウスピースを作製しないといけなかったり、歯が後戻りを起こして長い期間マウスピースをつけなくてはいけなかったりと大変なことが多くなってしまいます。
マウスピースは決められた場所に、マウスピースケースに入れて保管するようにしましょう。
毎月の調整にしっかり通う
インビザライン治療が始まると毎月、または2ヶ月に1回ほど矯正を行っている歯科医院で調整をしてもらう必要があります。
この調整では番号順にマウスピースが使えているか、歯が計画通り動いているか確認したり、歯を並べるスペースを作るために歯と歯の間をやすり掛けするIPR(アイピーアール)という処置やアタッチメントを付け替えるなどの処置を行います。
通院を忘れてしまうと、最初の計画通りに治療が進まなくなってしまうのでしっかりと通院するようにしましょう。
毎月通うことで虫歯や歯周病などの早期発見に繋がるのでお口の健康にも繋がってきます。
矯正後の歯並びを決める「保定期間」について
全てのアライナーの装着がやっと完了!と嬉しい気持ちはわかりますが、その後キレイに並んだ歯並びを固定するために大事なステップが「保定期間」になります。
保定期間では、「リテーナー」と呼ばれる専用の装置を装着し、歯を固定させていく工程です。基本的には、矯正治療が終了してもこのリテーナーを使用することをおすすめしています。
保定装置の種類としてはインビザラインのマウスピースよりも硬い素材を使ったマウスピースや、細いワイヤーを歯の裏側に固定させるタイプ(フィックスタイプ (固定式))、表側の歯並びにワイヤーを沿わせ、裏側は透明なプラスチックのプレートが歯列を抑えるタイプ(ベッグタイプリテーナー)などがあります。
その人にあったリテーナーをご紹介していきます。歯は一度動かしても、元の位置に戻ろうとする力が働いてしまい、さらにはその人の口腔習癖(お口のクセ)などで歯並びが変わってしまうため、しっかりと保定期間をとっていきましょう。
お口のケアも治療期間を短くする重要なポイントです
インビザライン矯正がスムーズに進んでいくためにも、ご自身でしっかりとお口のケアを行っていただくことも重要になります。
矯正中は、常にマウスピースを装着している状態ですのでマウスピースと歯の間に汚れが溜まりやすく虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
虫歯や歯周病が進行してしまうと、治療が必要になる他歯の形が変わってしまうこともあるのでマウスピースが合わなくなり、再作製になってしまう恐れもあります。そうすると最初の計画よりも大幅に治療期間が伸びてしまいますので、普段からお口のケアをしっかりと行うようにしましょう。
矯正期間中に歯磨きをこまめにするクセがつけば、矯正が完了した後もしっかりとケアが出来るようになるので将来的にも虫歯や歯周病のリスクが低くなっていきます。
当院のインビザライン矯正について
当院では、目立たないマウスピース矯正のインビザラインはもちろん、ワイヤー矯正や小児矯正も取り扱っております。
また、治療費の負担が少しでも軽減されるように、インビザラインの費用を最大70万円(別途調整量なし)に設定しているところが大きな強みです
他院よりも少しでもリーズナブルにそしてクオリティの高いインビザラインの治療を受けてもらいたいと丁寧な治療を心がけております。
矯正治療を考えている方は、ぜひお気軽にご相談下さい
<当院の矯正治療の費用(参考)>
初診料・相談料 無料
再診料(2回目以降の来院時)
早期治療の場合:3,000円
本格治療の場合:5,000円
検査・診断料:30,000円
早期治療(小児):300,000円
本格治療(大人の歯が生え揃っている場合):650,000円
マウスピース型矯正装置(インビザライン):300,000円~750,000円
早期治療から本格治療へ移行の場合:350,000円
お支払いについては、自費診療の場合クレジットカードも使用できますので、お気軽にご相談下さい。
まとめ
・インビザラインの一般的な治療期間は最低でも2年ほど
・リファインメントなどが原因で治療期間が伸びることがほとんど
・治療期間が伸びてしまわないようにマウスピースの紛失などに気をつける
・保定期間はしっかりととる
インビザライン矯正では、最低でも2年ほどかかる治療期間ですがリファインメントなど様々な理由から治療期間が伸びてしまうこともよくあります。
どうしても必要な処置の場合はしょうがないですが、マウスピースの装着忘れや紛失などは普段から防ぐことができますので意識して出来るだけ短い期間で終わらせるようにしましょう!
治療期間など気になることがあれば、無料カウンセリングでご相談ください