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インビザラインをサボるとどうなる?リスクや対処法について

2022年7月31日

こんにちは北戸田coco歯科です!

インビザライン矯正は、専用のマウスピースを1日20~22時間以上つけなければ歯を動かせません。

しかし、「つけ忘れてそのまま寝てしまった」「マウスピースをつけるのが億劫だった」など、さまざまな理由からサボってしまったという人もいるでしょう。

そこで、今回はインビザラインのマウスピースの装着をサボるとどうなるのか、サボってしまったときの対処法などについて解説します。

 

■インビザラインをサボってしまったらどうなる?

 

インビザライン サボった

 

インビザライン矯正では、マウスピースの装着時間は1日20時間以上、理想は1日22時間以上と言われています。

しかし、装着が億劫でサボってしまったり、サボるつもりはなくても体調が悪くて装着できなかったりすることもあるでしょう。

マウスピースの装着時間が数時間守れなかった場合では特に問題はありません。ただ、毎日時間を守れなかったり1日中外していたりすると、以下のようなトラブルが起きてしまうことがあります。

 

  • マウスピースが浮いてしまう
  • 治療期間が延びてしまう
  • 治療前より歯並びが悪くなる可能性がある

 

・マウスピースが浮いてしまう

マウスピースの装着をサボってしまうと、新しいマウスピースに交換した際、浮きが生じてしまうことがあります。

1mm程度の浮きであれば許容範囲ですが、浮きが1mm以上あるいは、1週間たっても浮いたままであれば計画通りに進んでいない可能性があります。

許容範囲内であればチューイーをしっかり噛んで密着させることが可能ですが、1mm以上浮いている状態であれば、担当の歯科医師に相談する必要があります。

 

・治療期間が延びてしまう

マウスピースの装着をサボってしまうと治療期間が延びてしまう可能性があります。インビザライン矯正はマウスピースを装着することで歯に力を加えるため、装着していない時間は歯が動きません。

また、毎日数時間程度でもサボってしまうと、治療計画通りに進まず治療期間が延びてしまう可能性もあります。

治療前より歯並びが悪くなる可能性がある

インビザライン矯正では、歯を並べるスペースが足りないときは抜歯して確保することがあります。

そのような症例でマウスピースの装着をサボってしまうと、抜歯した両隣の歯が倒れて、以前よりも歯並びが悪くなる可能性があります。

 

■後戻りについて

 

インビザライン サボった

 

後戻りとは、並べた歯並びが元の位置に戻ろうとする現象のことです。

マウスピースの装着をサボってしまった際、一番のリスクは後戻りといっても過言ではありません。

せっかく並んできた歯並びが元の位置に戻ってしまうと、治療期間が延びてしまうだけでなく、矯正治療へのモチベーションの低下を招いてしまいます。

では、なぜ後戻りしてしまうのでしょうか。後戻りは、歯を動かす仕組みと大きく関係しています。矯正治療で歯に力を加えると、歯を支えている骨の一部が溶けてそこに歯が移動し、溶けた骨の隙間を埋めるために骨が再生されます。

これが繰り返し行われることで歯の移動が完了するのです。この骨が溶けて再生することを「骨のリモデリング」と言います。

骨のリモデリングは時間がかかります。

ゆえに、矯正中は歯を支えている骨が溶けて、再生している最中で安定していないため、マウスピースの装着をサボってしまうと動かしている歯が元に戻ろうとしてしまうのです。

 

■サボってしまった時の対処法

 

 

ここでは、マウスピースの装着をサボってしまったときの対処法についてご紹介します。

 

  • そのまま様子をみる
  • マウスピースの装着日数を延ばす
  • 追加のマウスピースを作製する

 

・そのまま様子をみる

1枚のマウスピースでサボった時間が数時間程度であれば、そのまま様子をみます。

1枚のマウスピースで動かせる距離は、1週間で約0.25mmと言われています。

1日に換算すると約0.036mmであり、数時間程度装着しなかった場合ではほとんど影響はありません。まずはサボらず、チューイーをしっかり使って装着するようにし、そのまま様子をみましょう。

 

・マウスピースの装着日数を延ばす

1枚のマウスピースでサボった時間が1日程度であれば、マウスピースの装着日数を延ばすことで対処できます。1日程度のつけ忘れでは治療計画に影響を与えることはほとんどありません。

しかし、それ以上サボってしまうと治療計画にズレが生じたり、後戻りしたりする原因となってしまうため注意が必要です。装着日数を延ばした場合は、担当の歯科医師にその旨を伝えましょう。

 

・追加のマウスピースを作製する

1枚のマウスピースでサボった時間が数日~1週間となってしまった場合、後戻りする可能性は大いにあります。

そのため、マウスピースを入れると浮いたり入らなかったりすることも。このような場合、計画通りに進めるのは困難です。担当の歯科医師に相談し、追加のマウスピースを作製して対処します。

 

■インビザラインをサボらないためにできること

 

インビザライン サボった

 

マウスピースの装着をサボらないためには、いくつかのコツがあります。ここで紹介する方法はどれも簡単にできるものばかりなので、インビザライン矯正中の人は試してみてくださいね。

 

  • マウスピースの装着を習慣化する
  • スマートフォンのアプリを活用する
  • 1つ前のマウスピースは持ち歩く

 

・マウスピースの装着を習慣化する

インビザライン矯正を始めたときは、「歯並びをきれいにするために頑張る」といった気持ちだったのに、数ヶ月経つと「面倒くさいな」とモチベーションが下がってしまう人は少なくありません。

モチベーションを維持するのは難しいと感じてしまいがちですが、マウスピースの装着を習慣化させてしまえばモチベーションがなくても自然とマウスピースの装着ができます。

たとえば、毎日の歯磨きはモチベーションがなくても自然とできますよね。それと同じようにマウスピースの装着を習慣化させていきます、習慣化するためには、まずは3日間同じ時間、同じ場所でマウスピースの装着をしてみましょう。

決めるのが難しいのであれば、すでに習慣化している歯磨きの後に装着すると習慣化しやすいです。

 

・スマートフォンのアプリを活用する

マウスピース矯正用の専用アプリを使用することで、つけ忘れを防止することができます。

アプリによって機能は異なりますが、マウスピースの装着時間を確認できたり、交換日を通知してくれたりといった機能が備わっています。インビザライン矯正に対応しているのは以下のアプリです。

 

 

これらはiOSやAndroidにも対応しているので、スマートフォンでマウスピースの管理したい人はダウンロードしてみるのも良いでしょう。

 

・1つ前のマウスピースを持ち歩く

マウスピースをつけ忘れたときのために、1つ前のマウスピースは持ち歩くようにしましょう。毎日使用しているかばんの中に入れておくのがおすすめです。

外出先で万が一紛失や破損した場合もすぐに対処できるのもメリット。持ち歩く際は、変形しないように必ずケースに入れておきます。

 

■まとめ

マウスピースの装着をサボってしまうと、治療計画通りに進まなくなるばかりか、最悪の場合、後戻りして以前よりも歯並びが悪くなってしまう可能性もあります。

インビザライン矯正中は、マウスピースの装着をサボらないように、習慣化やアプリを活用して装着時間を守るようにしましょう。