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インプラントのメンテナンスは大変?お手入れの方法や通う頻度を解説

 

インプラントのメンテナンスは大変?お手入れの方法や通う頻度を解説


インプラントといえば、長持ちさせるためには「治療後のメンテナンスが大切」とよく言われています。

とはいえ、「メンテナンス」という言葉だけを聞くと、

 なんだか大変そう
 歯医者に通うのはめんどくさそうだな
 問題がないのに歯医者に行く意味が
あるのかな?


というマイナスな印象を持たれる方が多いはずです。


その考え…。

”メンテナンスをしないことで発生する大変さ”を知っている立場からすると、正直すごくもったいないです!

なぜなら、インプラント後のメンテナンスは、めんどくさがり・歯医者嫌いな患者さまにこそ欠かせない存在だからです。

そこで本記事では、日本口腔インプラント学会所属の歯科医師・田口が、「インプラント治療後のメンテナンス」について解説していきます。

この記事を読むことで、インプラント治療をする人もそうでない人も老後の後悔を減らせるようになるはずですよ。

 

 

【執筆・監修者】田口 耕平
北戸田COCO歯科 院長
【経歴はこちら】

 

 

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1:Q.そもそもインプラントのメンテナンスは大変なのか?

 

Q.そもそもインプラントのメンテナンスは大変なのか?


A. メンテナンス自体は大変ではありません。

状態に合わせて年に2~4回ほど、「歯医者の定期検診=メンテナンス」に通っていただければOKです。

とはいえ、歯医者に通う習慣がない方からしてみれば、特に問題もないのに年2~4回も歯医者に行くのは正直負担になりますよね。

 待ち時間が長かったり
 予約を取らなくちゃいけなかったり
 そもそも歯医者の雰囲気が苦手だったり


「行ったほうがいい…」って本当はわかっていても、忙しくしているうちに通うのが後回しになってしまうことも多いはずです。


ただ、ただですよ…。

メンテナンスに行かないと、後でもっと大変で面倒な結果が待っているとしたらあなたはどうしますか?

 

2:大変でもインプラントのメンテナンスが必要な3つの理由

 

大変でもインプラントのメンテナンスが必要な3つの理由


不安を煽るわけではないですが、大変だと感じていてもメンテナンスに通う習慣をつくることを強くオススメします。


なぜなら、メンテナンスに通うと

インプラント周囲炎を予防できる
インプラント以外の歯の寿命も延ばせる
メーカー保証を受けられる可能性が高くなる


といった3つのメリットを誰でも得られるからです。

どういうことか、一つひとつ詳しく説明していきますね。

 

2-1:インプラント周囲炎を予防できる

インプラントを入れた方は治療後に、「インプラント周囲炎(しゅういえん)」にかかりやすいので予防ケアが必要になります。

インプラント周囲炎は、インプラントを埋め込んだ

 歯ぐきに炎症を起こし
 あご骨を溶かす


恐ろしい病気です。

当然、歯の土台となる歯ぐきやあご骨がダメになってしまったら、せっかく入れたインプラントも外れたりグラグラして再治療が必要になってしまいます。

そして、再治療はメンテナンスを受けるより何倍も大変なのです。

そういう意味で、歯科医師としては通院負担が1番軽いメンテナンスに通っておくことを強くオススメしています。

2-2:インプラント以外の歯の寿命も延ばせる

インプラント治療後のメンテナンスは、実は他の歯の寿命を延ばすのにも最適です。

というのも、定期的に歯医者の検診を受ければ、日本人が歯を失う原因

 第1位:歯周病
 第2位:虫歯


の2つを予防できるからです。

お口全体の健康状態が悪化して、治療が複雑化する前に対処していきましょう!

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2-3:メーカー保証を受けられる可能性が高くなる

インプラント治療には、通常5~10年程度のメーカー保証がつくケースが多いです。

ただし、「メンテナンスに通っていること」が保証の適用条件になっている場合が多いので注意をしてください。

しっかりメンテナンスに通っていれば、万が一インプラントが

 欠ける
 割れる
 抜ける


などのトラブルがあっても、保証期間内であれば無償・または減額された額で再治療・再修復を受けられる可能性が高いです。

チェックポイント

インプラント治療の保証の適用条件や期間は、歯医者によって異なります。

詳しい保証内容は、治療前に担当医によく確認するようにしましょう!


では次に、歯医者で行うインプラント治療のメンテナンスの方法について詳しく解説していきます。

 

3:歯医者でのインプラントのメンテナンス方法

 

歯医者でのインプラントのメンテナンス方法


インプラントのメンテナンス方法は、通常の歯医者の定期検診とほとんど同じことを行うケースが多いです。

基本的には、

定期的な検査やかみ合わせの確認
TBI(歯磨き指導)
スケーリング(歯石の除去)
PMTC(バイオフィルムの除去)


の4つを行います。

具体的になにをするのかは、この後にそれぞれ紹介していきますね!

チェックポイント

患者さまの状態や歯医者の方針によって、上記の4つ以外の施術を行うケースもあります。

詳しいメンテナンスの内容は、担当医に確認しましょう。

 

3-1:定期的な検査やかみ合わせの確認

インプラント治療後のメンテナンスでは、歯科医師または歯科衛生士※が患者さまのお口の状態のチェック・検査を定期的に行います。

具体的には、

 インプラントはぐらついていないか
 歯周ポケットは深くないか
 歯ぐきの炎症はないか
 お口は清潔な状態を保てているか
 かみ合わせはずれていないか
 歯ぎしりや食いしばりが強くなっていないか


などを診ていきます。

なぜなら、

 歯に必要以上の強い力がかかったり
 インプラント周囲炎を発症したり
 お口の衛生状態が悪かったり


していると、インプラントが外れたりぐらついたりする原因になってしまうからです。

また、インプラント部位以外にもお口の健康を妨げる要因がないか定期的にチェックすることで、インプラントを含むすべての歯の寿命を延ばせるようになります。

 

※歯科衛生士(しかえいせいし)とは

歯磨き指導や清掃など、お口の健康や衛生管理をサポートする国家資格保持者の名称。

 

3-2:TBI(歯磨き指導)

インプラント治療後のメンテナンスでは、歯科衛生士がTBI(歯磨き指導)も行います。

というのも、インプラントや他の歯の寿命を延ばすためには、歯医者でのクリーニングだけではなくご自宅でのセルフケアが必要不可欠になるからです。

具体的には、患者さまのお口の状態に合わせて

 磨き残しが多い部分の確認
 歯磨きの正しい方法を説明
 歯間ブラシやフロスなどの使い方の説明
 患者さまに合うセルフケア用品の提案


などを行っていきます。

特に、歯ブラシ以外の道具は使い慣れていない方も多いです。

歯科衛生士に使い方を教えてもらって、いつでも清潔なお口を維持できるようにしましょう!

 

3-3:スケーリング(歯石の除去)

インプラント治療後のメンテナンスでは、必要に応じてスケーリングと呼ばれるクリーニングも行います。


このスケーリングでは、専用機器を使用して歯石(しせき:歯垢が固まった汚れ)を取り除き、

 インプラント周囲炎
 歯周病
 虫歯


になるのを予防するのが一般的です。

また、スケーリングで取り切れない歯ぐきの下の歯石は、キュレットと呼ばれる専用器具を使って手作業で取り除いてくこともあります。

 

チェックポイント

歯垢や歯石は一度除去しても、しばらくすると再付着してしまいます。

定期的にスケーリングをしてもらって、歯を失う原因第1位の歯周病の予防しましょう!

 

3-4:PMTC(バイオフィルムの除去)

PMTCとは、専用機器で歯の表面を磨いていくクリーニングのことです。

歯の表面についた、歯磨きでは取り切れない汚れであるバイオフィルム(歯垢が長時間放置された細菌の塊)や着色を除去していきます。

インプラントの上部構造(被せもの)は人工物なので、虫歯にはなりません。

しかし、バイオフィルムが付着したまま放置すると、そこが感染源になり

 

 インプラント周囲炎
 天然歯の虫歯や歯周病


を発症しやすくなります。

チェックポイント

バイオフィルム(歯垢が長時間放置された細菌の塊)も一度除去しても、しばらくすると再付着してしまいます。

余計な治療箇所を増やして大変な思いをしないためにも、PMTCは定期的に受けておくのがオススメでしょう。


では次に、歯医者でのインプラントのメンテナンス費用や頻度をご紹介していきます。

4:歯医者でのインプラントのメンテンス費用や頻度

 

歯医者でのインプラントのメンテンス費用や頻度


歯医者でのインプラントのメンテナンス費用や頻度の目安は、以下のとおりです。

 

頻度は年2~4回のケースが多い
費用は1回3,000円~10,000円程度


頻度や費用にばらつきがあるのは、

 お口の中の状態が患者さまによって違うこと
 歯医者でメンテナンス内容が異なること
 歯医者でメンテナンス費用が異なること


が関係しています。

チェックポイント

インプラント治療のメンテナンス費用は、医療費控除が適用されるケースがあります。

適用されるか否かは担当医に確認を取るようにしましょう。

 

5:インプラントのメンテンスは大変?の結論


それでは最後に、インプラント治療後のメンテナンスの重要なポイントをおさらいしていきます。

 

まとめ

インプラント治療後のメンテナンス自体は、大変ではありません。

ただし定期的に通う行為に、めんどくささや通院負担を感じる可能性があります。

とはいえ、メンテナンスに行かないと
インプラント周囲炎を予防できる
インプラント以外の歯の寿命も延ばせる
メーカー保証を受けられる可能性が高くなる

といった3つのメリットを得られなくなります。

症状が悪化して歯医者に行かざるえない状況になると、メンテナンスに通う以上に大変な状態に陥る可能性があるので注意をしましょう。

メンテナンスでは、
定期的な検査やかみ合わせの確認
TBI(歯磨き指導)
スケーリング(歯石の除去)
PMTC(バイオフィルムの除去)

の4つを行うケースが多いです。

メンテナンスの頻度や費用の目安は、
年2~6回程度
1回3,000円~10,000円程度

になります。

歯医者の方針や患者様の状態によって、通う頻度や費用は大きく異なるので詳しくは担当医に確認するようにしましょう。


以上、インプラント治療のメンテナンスについて紹介しました。

歯医者で行う施術の中で、長期的に見て最も患者さまにメリットが大きいのが「メンテナンス」です。

質の高いものを長く使っていくためにも、定期的な検査・クリーニングを受ける習慣をつくりましょう

 

 

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執筆協力:森崎ことり(ライター)