こんにちは北戸田coco歯科です
せっかく理想的な歯並びを目指してインビザライン矯正をはじめても、残念ながら何かしらの理由で中断せざるを得ないこともあるでしょう。
自由診療であるインビザライン矯正は決して安価なものではありませんし、歯並びやかみ合わせのことを考えても中断はオススメできることではありません
様々な理由で万が一中断することになってしまったときのリスクについてお話させていただきますね。
インビザライン矯正が中断になる原因は?
・遠方への引っ越し ・病気 ・妊娠、出産 |
インビザライン矯正が中断になる原因のひとつとして、留学や海外赴任を含めて遠方への引っ越しが決まったときといった例があります。
その場合には現在通院している歯科医院にご相談いただいて紹介状を書いてもらうとスムーズに続きから治療をおこなうことができるのです。
病気や妊娠・出産で中断するときには、体調が落ち着いてからまた治療を再開する予定でしたら歯科医師とご相談いただければできる限りスムーズに再開できるように協力してもらうことができるでしょう。
インビザライン矯正を中断したくなったら?
先ほどお話させていただいた中断になる原因とは別にご自身で矯正を進めていき、中断したくなってしまった場合もあるでしょう。
例えば矯正治療の痛みが思ったよりも強い、もともと歯科治療が苦手で通院やインビザライン矯正の治療がストレスになってしまったなど理由は様々かと思います。
中断したくなったときは必ず歯科医師にご相談ください
➖インビザライン矯正を勝手に中断させてしまったら?
勝手に辞めてしまうと歯が後戻りなどをおこし、噛み合わせが悪くなるといった悪影響が出てしまいます。
中断したくなってしまったときには、患者さまご自身で勝手に通院を辞めてしまうことは避けましょう。
➖インビザライン矯正を中断するときには?
インビザライン矯正をやむなく中断することになってしまったら、歯の後戻りを防止するためにリテーナーと呼ばれるマウスピースを装着することになるでしょう。
リテーナーはインビザライン矯正を中断しているあいだずっと装着することになりますので、よくお手入れして使用しつづけていただきます。
引っ越しでインビザラインが中断になった場合は?
引っ越しでインビザライン矯正を中断せざるを得ないときにはどのように対処したら良いのでしょうか?
引っ越し作業で忙しくなってしまい、歯科矯正については後回しになってしまいがちですが引っ越しの予定が入る恐れがある方はぜひ覚えておいていただくといいでしょう。
おおまかですが下記のような流れになります。
・矯正治療中の歯科医院に相談して紹介状を書いてもらう
・引越し先での医院へ紹介状を持参する
本当はこれまでと同じ歯科医院で治療を続けることが一番ですが、通院が難しくなった場合でも引越し先にインビザライン矯正の治療をおこなっている歯科医院があれば引き続き治療をおこなうことができるでしょう。
患者さまの症状や現在の状態を詳しく次の歯科医院へお伝えするために紹介状などをご用意します
すべての書類等をご用意するにはお時間をいただきますので、引っ越し後にスムーズに治療を開始できるように引っ越しの予定が入りそうな場合は早めに予定を立てることがオススメです。
転院しないほうがいい症例もある?
多くはないですが難症例といわれるような治療が難しい症例の場合には転院せずにこれまでの歯科医院で治療するほうがスムーズに治療ができることもあります。
なぜなら難しい症例の場合には治療できる歯科医師が限られてしまうからです。
そのような症例の患者様は通院できる頻度が下がってしまっても、これまでの歯科医院で対応してもらえるかどうかご確認いただくと良いでしょう。
インビザライン矯正が中断になった場合は返金される?
日本矯正歯科学会の会員になっている矯正歯科医院で転院または治療の中断になったときには、日本矯正歯科学会の指針にのっとって治療の進み具合や状態に合わせた返金や精算をおこなうことになっています。
歯科医院によってはその歯科医院独自の規定があるところもあるでしょう。
中断することになってしまったら、返金についての規定や手続きの流れについて歯科医院にご確認ください。
インビザライン矯正をはじめたばかりでやめるときは全額返ってくるの?
インビザライン矯正をはじめてみたはいいけど自分には合わないようだからすぐにやめたいという場合もあるでしょう。
しかしながら、インビザライン矯正の費用は矯正を申し込まれた時点でおこなっているレントゲン撮影や検査、口腔内写真の撮影など様々なことに費用がかかっています。
また、インビザライン矯正用のマウスピース作製後はマウスピースの費用も含まれいるのです。
このような理由から、まだはじめたばかりだからといって全額返金されることは難しいでしょう。
インビザライン矯正を途中で辞めてしまうリスク
せっかくはじめたインビザライン矯正を治療の途中で辞めてしまうことは患者さまご自身はもちろんのこと、歯科医師としてもとても残念なことでしょう。
治療途中で辞めてしまうことは単に歯並びがそのままの状態で止まってしまうというリスクだけではありません。インビザライン矯正を途中で辞めてしまう前にリスクについてよくお考えいただくことをオススメいたします。
インビザライン矯正を途中で辞めたときの歯並びはどうなる?
見た目が整ってきたからと勝手に治療を辞めてしまった場合、時間が経つと歯がもとの場所に戻ろうとしてせっかく整えてきた歯並びがガタガタになってしまう可能性があります。
患者さまご本人はもう治療しなくても大丈夫なのではとお思いになっても、歯科医師はやみくもに治療期間を延ばそうとしているわけではありません。後々のことも視野に入れて治療計画を進めていますので勝手に通院をやめないようにしましょう。
最初から治療がやり直しになってしまうこともあるの?
インビザライン矯正を途中で辞めてしまうと歯並びがもとの状態に戻る可能性も高くなってしまいます。
どれくらいの期間空いてしまったかなどの状況や症状にもよりますが、歯が思わぬ方向へ動いてしまう可能性が高いため必ずしも中断した状態から再スタートできる訳ではありません。
矯正治療を最初からやり直すことになると費用が余計にかかってしまいます。また、歯や歯茎にも負担がかかってしまいますのでご注意ください。
当院のインビザライン矯正について
当院では、目立たないマウスピース矯正のインビザラインはもちろん、ワイヤー矯正や小児矯正も取り扱っております
ワイヤー矯正では前歯の部分に白い器具を使った目立たない矯正を採用しているため、インビザラインだけでは矯正治療が難しい方でも満足して治療を進めていただけるので安心して下さい
ワイヤー矯正の併用が必要な方は費用が変更することがあります。お支払いについては、自費診療の場合クレジットカードも使用できますので、お気軽にご相談下さい
当院の矯正治療については以下のリンクからチェックしてみてください
まとめ
せっかくインビザライン矯正をはじめても何かしらの理由で中断することになってしまうこともあるでしょう。
しかしながら、引っ越しの場合には引越し先にインビザライン矯正治療をおこなっているところがあれば転院というかたちで治療を続けることができます。
また、妊娠・出産やご病気で一時的に中断したい場合にはなるべくスムーズに再開できるように歯科医師にご相談いただくと良いでしょう。
患者さまそれぞれのご事情があるかと思いますが、治療が始まってから思っていたよりも痛みが強いと感じたり自分には合わないと感じて辞めてしまうことはとても勿体ないです。
インビザライン矯正は見た目も目立つことなく治療することができますので、ご不安な点は歯科医師と相談しつつぜひ最後まで治療を続けて理想的な歯並びにしていきましょう。