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インビザライン矯正中の違和感はいつまで続く?原因と対処法

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矯正歯科

こんにちは北戸田coco歯科です

インビザラインとはマウスピースを1日20時間以上装着して歯を動かす矯正方法です。

初めてマウスピースを装着ときや新しいマウスピースに交換した際に、歯が締め付けられるような違和感が出ることもあります

この違和感はいつまで続くのか不安になる方も多いでしょう。今回はインビザライン矯正中に起こる違和感について原因や対処法を解説します。

 

インビザラインの違和感いつまで続く?

 

インビザライン 違和感

 

結論から言うと、インビザライン矯正中の違和感は3日ほどで落ち着くことが多いです

これらの症状には、歯全体が締め付けられたり押される感じがしたりすることが多く、慣れるまで時間を必要とします。

ただこれらの症状には個人差があり、3日~1週間で治まることが多いため、違和感が出たら1週間は様子を見ておくとよいでしょう

なお2週間経過しても違和感が続く場合は歯科医師に相談する必要があります。

 

インビザラインで違和感を感じやすいタイミング

 

インビザライン 違和感

 

インビザラインでは以下のような場合に違和感を覚えることが多いです。

 

 

・初めてマウスピースを装着したとき
・新しいマウスピースに交換したとき
・IPRをしたとき
・アタッチメントを装着したとき

 

 

それぞれどのような違和感があるのか詳しく見ていきましょう。

 

□初めてマウスピースを装着したとき

 

初めてマウスピースを装着したときはまだ慣れていないため、歯全体が締め付けられたり話しにくかったりと違和感を感じることがあります。

このような違和感は3日~1週間ほどで慣れてくることが多いです

 

□新しいマウスピースに交換したとき

 

マウスピースを交換した際に、少しきついといった感覚になることがあります

これはまだ慣れていないことと、新しいマウスピースの形態に歯が移動していないためです。このような場合も3日~1週間ほどで違和感は消えるでしょう。

 

□IPRをしたとき

 

インビザライン ディスキング

 

IPRとは歯を並べるスペースが足りないときに歯と歯の接している面をヤスリで削り歯を並びやすくする処置のことです

その際の振動や歯ぐきに触れてしまうと違和感を覚えることがあります

またヤスリをかけたことで神経が過敏になり知覚過敏といった症状も引き起こすこともあるため、IPR中に違和感を感じたらすぐに歯科医師に知らせましょう。

 

□アタッチメントを装着したとき

 

 

インビザライン矯正では歯を動かしたい方向に力をかけるために、アタッチメントと呼ばれている装置を歯の表面につけることがあります。

この装置をつけた際にお口の粘膜に当たったり歯に違和感を感じたりすることがありますが、すぐに慣れることが多いです。

 

関連記事:アタッチメントについて【インビザライン矯正の処置】

 

 

インビザライン矯正で起こり得る違和感の種類

 

インビザライン 違和感

 

違和感の種類には一人ひとり異なりますが、以下のような違和感を覚えることがあります。

 

 

・歯が締め付けられる感じがする
・歯が浮く感じがする
・マウスピースが気になる
・口が閉まらない
・噛み合わせが高く感じる
・吐き気が出る

 

 

こちらも詳しく見ていきましょう。

 

□歯が締め付けられる感じがする

 

インビザライン矯正では慣れるまで歯全体が締め付けられる感じがすることが多いです。とくに動かしたい歯の部分は圧迫感を感じることもあります

最初は物を食べるときに痛みも感じるかもしれませんが、2日から3日ほどで慣れてきますので様子をみてください。

もし締め付けがなくならずに痛みがずっと続くような時は歯科医師に相談しましょう。

 

 

□歯が浮く感じがする

 

マウスピースの締め付けによって歯が浮いているような感じになることもあれば、歯に問題があることが挙げられます。

前者では時間が経てば慣れてくることが多いですが、後者では歯の根っこの先端が膿んでいるなど歯自体に問題があることも考えられ、そのような場合は治療が必要です

歯が浮く感覚があるときは歯科医師に相談しましょう。

 

 

□マウスピースが気になる

 

初めてマウスピースを装着すると違和感を大きく感じることがあります。お口の中に異物が入るため気になる方もいるでしょう。

ただこのような場合、3日ほどで慣れることが多いです

また新しいマウスピースに交換した際は、マウスピースが浮いているような感じになり、気になることがあります。

これは歯を動かすために歯とマウスピースにはズレが生じているためです。このズレは歯を動かすために必要なものとなり、慣れるまで違和感を覚えやすい傾向にあります。

 

 

□噛み合わせが高く感じる

 

マウスピース矯正では噛み合わせに違和感を覚えることが多いです

これはマウスピースの厚みに生じるもので、歯が移動したときによく起こります。このような場合歯が並ぶことにより違和感が軽減されることがほとんどです。

ただ顎が痛い、口が大きく開けられないなど症状がある場合は、顎関節症の可能性があるため歯科医師に相談しましょう。

 

 

□吐き気が出る

 

お口の中に異物が入ると吐き気を覚える方もいるでしょう。

このことを「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」と言いますが、インビザライン矯正では薄いマウスピースを使用するため、装着時に嘔吐反射を起こすことはほとんどないと言われています

ただ嘔吐反射が強い方はインビザライン矯正でも吐き気を感じることがあるでしょう。

このような場合、歯科医師と相談のうえ、マウスピースの奥歯の部分や縁をカットすることで改善されることがあります

吐き気が出たら我慢せず歯科医師に相談することが大切です。

 

 

違和感が消えない場合の原因と対処法

 

インビザライン矯正 やり直し

 

1週間以上違和感がいつまでも続くと計画通りに進んでいるのか不安になりがちです。

違和感の原因には「マウスピースによるもの」と「歯の問題」があるため、違和感が長く続くようであれば歯科医師に相談する必要があります

 

□違和感の原因

 

 

違和感の原因は「マウスピースによる締め付け」と、「マウスピースの厚み」によるものがほとんどです。

前者は動かしたい歯に力を加えるとその歯は圧迫され、周囲の歯は締め付けられるような感覚があります。

これは少しずつ歯を整えるために、マウスピースの形態は歯の型取りをしたときよりもズレて出来上がるからです

後者はマウスピースの厚みで噛み合わせが高く感じることがあります。

インビザライン矯正のマウスピースの厚み0.5mmほどで、上下のマウスピースと合わせると1mmほどの厚さになることから違和感を感じやすいといえるでしょう。

 

また歯自体に問題がある場合も違和感を感じることがあり、このような場合は違和感が消えない傾向にあります

例えば、歯が浮いている感じがある場合、歯周病や歯の根っこに異変が起きている可能性もあるためです。

そのような場合は適切な処置を受ける必要があります。

 

□対処法

 

自分で取り外しが行えるため違和感があると外して過ごしたくなりますが、多少の違和感があっても装着時間を守ることが大切です。

ほとんどの場合3日~1週間で違和感が少なくなりますが、慣れるまでに時間がかかるということを念頭におきましょう

 

違和感が1週間以上続く場合は、歯科医師に相談します。

マウスピースに問題がある可能性や歯に問題があることが考えられ、適切な処置が必要です。

また噛み合わせに強い違和感を覚えている場合は、奥歯の部分をカットする方法もあり、この処置は歯科医師の判断が必要となります。

 

インビザライン中に違和感を放置してしまうと

 

インビザライン 顎の痛み

 

違和感があるのにもかかわらず放置すると、歯並びや歯の状態を悪化させてしまうなど思わぬトラブルの原因となることがあります。

2週間以上続くようであれば放置せず歯科医師に相談することが大切です

例えば、インビザライン矯正中に歯ぐきに違和感がある場合は、マウスピースの縁が当たっている可能性や歯に問題があることが挙げられます。

前者ではマウスピースを調整することで改善は見込めますが、後者の歯が問題の場合検査と適切な処置が必要です。

どちらにせよ歯科医師の診察が必要になり、適切な処置を受けることで改善されることが多いため、「おかしいな」と思ったら放置せず歯科医師に相談しましょう。

 

当院のインビザライン矯正

 

インビザライン 歯科医院

 

当院では、目立たないマウスピース矯正のインビザラインはもちろん、ワイヤー矯正や小児矯正も取り扱っております


またインビザラインとワイヤー矯正の併用など、その人のお口にあった矯正方法をご提供させていただきます

 

矯正治療を考えている方はお気軽にご相談下さい

 

北戸田coco歯科矯正治療専門サイト

 

まとめ

 

インビザライン矯正では薄いマウスピースを使用するため、ワイヤー矯正よりも違和感が少ないと言われています。

ただ1日20時間以上マウスピースを装着しなければならないため、始めた頃は違和感を覚えやすいです。

3~1週間ほどで慣れてくることが多いですが、長い期間続くようであれば放置せず歯科医師に相談することが大切です。