こんにちは副院長の田口です
八月も今日で終わりですね….1日、1日があっという間です
さて、先日歯周病についてお話したと思いますがその続きのお話をします。
歯周病の治療って具体的には何をするんだろうと思われる方は多いと思います!
簡単に説明しますね
①歯周病の方に限らずですが、歯の周りには、歯ブラシではとることのできない歯石というものがついていることが多いです。
②この歯石、取り除かないと歯の周りの炎症はどんどん広がってきちゃうんです
スケーラーと呼ばれる器具を使って取り除いていきます
この時少し、カリカリという音がしたり、今まで歯を覆っていた歯石が取れるので、一時的に歯が染みることがありますこれは一時的なものですので安心してくださいね
③綺麗に歯石が取れたので、この状態を保ちましょう
④これで終わりではありませんきちんと歯肉の炎症が改善されているかの検査をします
ここで歯肉が改善されていればOKですが、まだ歯肉に炎症が見られる場合は次のステップに進みます
⑤歯肉の上のほうの歯石を除去しただけでは改善が見られない方は、長年の汚れが歯ぐきの下の下まで、、、その場合長期戦ですが、これを放置するのが一番怖いんです
⑥歯肉の下の歯石を取り除いて、さらには、そこにまた汚れが付きにくくするために、根っこの表面を滑らかにしていきます症状によっては麻酔が必要になるときもありますがしっかりと除去していきます
この工程は麻酔が必要だったり少し痛みがある場合もあるので、何回か回数が必要になる場合があります。
⑦きれいな状態を保って、歯茎の改善を待ちます
炎症が収まると、腫れていた歯ぐきが引き締まるので少し下がったように見えますが、健康に回復し
⑧歯肉の炎症が改善されているかきちんと検査をします
ここまでで改善されれば歯周病治療は終了です
しかし、これでも改善されない方も中にはいらっしゃいます。
どうしても歯周病が進行していたり、汚れが強い場合などは、目に見えるだけのアプローチだけでは限界があるんです、、、、
その先の治療法についてはまたほかの回で書いていきますね
ここまでの治療でも、歯周病治療は回数がかかることわかっていただけたのではないでしょうか
なんでこんなに回数がかかるの?とか、今までこんなに分けてやるといわれたことない!と言われる方もいらっしゃいますが、何度も説明し、治療の必要性をお話して、納得いただいてから始めています
歯周病の治療って本当に本当に大切なんです!!!
家を建てる時も基盤がしっかりしてないと揺れてきたり、そもそもそんな家住みたくないですよね??それと同じです歯を支える歯の周りがきれいでしっかりしてないと、歯はたちまちダメになっちゃうんです
少しでもあれ?と思った方、この話を聞いて心配になった方、お気軽にご連絡(048-229-8185)ください