器具の滅菌について|北戸田の歯医者|北戸田COCO歯科

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器具の滅菌について

一般歯科

YAHOOニュースで取り上げらえたタービン類の滅菌について

昨日の、Yahooニュースで、歯科にかかわる記事が載っていました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170701-00050111-yom-soci
歯を削る医療機器、半数使い回し…院内感染の恐れ

という記事です。
記事の内容を簡単に申し上げますと、歯を削る“ウィーン”と音がする器具や、歯のクリーニングの最後に歯を磨く器具、入れ歯や仮歯の調整をする器具を患者さんごとに変えずに同じものを使いまわすといった内容です。

まず、結論から申し上げますと、北戸田COCO歯科では、患者さんごとに新しく滅菌された器具を使用しており、この記事の内容はあてはまりません。

この記事の内容ですが、患者さんごとに変えないというのは、血液や唾液などの体液が付いたままの器具を使いまわすので、感染の危険性があります。

器具を滅菌ではなく、アルコールなどの簡易消毒で使用しているクリニックもありますが、これはほとんど効果がありません。

器具は“滅菌”を行わなければ、すべての感染の危険がある微生物を取り除くことができません。

滅菌とは、細菌、ウイルスなどのすべての微生物をゼロにすること
殺菌・消毒・除菌とは、細菌・ウイルス・微生物を減らすこと(ゼロにならなくても、わずかでも減ればOK)
抗菌とは、細菌の増殖を抑えること(もし細菌が増えたとしても、抗菌により増殖率が少なければそれでOK)

どれも似たような言葉ですが、大きな違いがあります。

患者さんごとに新しく滅菌された医療機器で、治療を行うことは治療のすべの基本です。

北戸田COCO歯科では、きちんと滅菌された器具で治療を行っております。

患者さんには、安心して、治療を受けていただければと思います。