こんにちは北戸田coco歯科です
インビザライン矯正は透明なマウスピースを使用するため、目立つことなく治療を進めることができる近年人気のある歯科矯正のひとつです。
インビザライン矯正をする場合にも、虫歯や歯周病のようにこまめな通院が必要なのではとご心配な患者さまもいらっしゃるかと思います。
今回はインビザライン矯正の通院頻度についてお話させていただきますので、ご参考になさってくださいね
インビザライン矯正中の通院頻度は?
同じ歯科矯正でも矯正のタイプによって通院頻度は違ってきます。
例えばワイヤー矯正ですと、1ヶ月に1回通院してワイヤーの調整をおこなう必要があるのです。
それでは、インビザライン矯正の通院頻度はどれくらいなのでしょうか。詳しくご説明いたします。
□適切な通院頻度は2ヶ月に1回だが、ケースによってバラバラ
インビザライン矯正の適切な通院頻度は大体2ヶ月に1回程度です。
しかしながら、これは患者さまの状態によって変わってきます。
あまり日数が空いてしまうと、万が一マウスピースが適切に装着されずに過ごしていた場合には発見が遅くなるという懸念があるのです
また、あまり期間を開けずに通院することで何らかの原因で歯が思わぬ方向へ動いてしまったときにも、早めにリカバリーすることができます。
人によっては1ヶ月に1回の通院の方もいらっしゃいますので、主治医の指示に従いましょう。
通院頻度は変わってくる?
患者さまの状態によって変わってきますが、およそ2ヶ月に1回程度の通院頻度でインビザライン矯正を進めていくことをおわかりいただけたのではないでしょうか。
しかしながら、はじめから終わりまでずっと2ヶ月に1回の通院頻度で大丈夫なのかご不安な患者さまもいらっしゃるかと思います。
ここでは通院頻度の変化についてお話させていただきますので、ご参考になさってください。
□インビザライン矯正をはじめたばかりの初期段階
インビザライン矯正をはじめたばかりの初期の段階では通院頻度は1ヶ月に1回程度となります
はじめのうちは患者さまがしっかりとマウスピースを装着できているか、お口の中の状態はどうなっているかなどをチェックしながら進めていくからです。
また、初期頃はいきなり歯に力をかけ始めていくためにトラブルも起こりやすい時期なので、しっかりと通院していただきお口の中の状態を確認していきます。
この時、慣れないマウスピースについてなにか気になる点がないか質問することもできますのでお気軽にご相談くださいね。
□慣れてきたら2ヶ月に1回程度へ
1ヶ月に1回の通院で不具合もなく進めていけそうだと歯科医師が判断すると、2ヶ月に1回程度の通院頻度になります。
インビザライン矯正では、マウスピースをまとめて患者様にお渡ししますので、通院頻度が少なくても治療を進めることができることが大きなメリットです
しかし、お口の状態によっては再度1ヶ月に1回の通院になるなど変更されることもありますので、医師の指示に従うようにしましょう。
毎月の通院で行う内容
インビザライン矯正のマウスピースは最初のシミュレーションで治療完了までのマウスピースをお作りします。
そのため、歯科医師の指示どおりにご自宅でマウスピースを交換すればいいのですが、定期的にお口の中を見せてもらう必要があります。
□インビザラインの通院で行うこととは?
インビザライン矯正中の通院ですることは、主に歯が治療計画どおりに移動しているかどうかの確認です
歯科医院内ではマウスピースのつけ外しが上手くできていても、ご自宅でできていないと歯は思うように動きません。
そのため、定期的に歯の動き方やマウスピースをしっかりと装着できているかどうかチェックをします。
□毎月の通院で歯の動き以外にチェックすることとは?
虫歯や歯周病といった歯科矯正以外の疾患がでてきた場合にも、定期的に通院することで早く発見することができるのです。
虫歯や歯周病は早期発見できれば、治療もすぐに終わる可能性が高いためインビザライン矯正の治療計画にあまり影響がでることなく進めることができます
インビザライン矯正中に通院を忘れてしまったら?
通院回数が少なくても治療を進めることができるのがインビザライン矯正の大きなメリットです。
しかし、2ヶ月に1回と通院の間隔が空くため、通院をうっかり忘れてしまうケースもあるようです。
もちろん、忘れないように注意することが一番ですがもしも忘れてしまったときにはどうしたらいいのでしょうか。
万が一のときのために、詳しくお話ししますのでご参考になさってくださいね。
□痛みもないしそのまま放置しても大丈夫?
結論から申し上げますと、そのまま放置はしないでください
インビザライン矯正中に通院を忘れてしまったとき、特に痛みや変わったこともないしそのまま次の通院時期まで放置してもいいのではとお思いの患者さまもいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、患者さまが気づかない部分で小さな虫歯ができていることもありますし、しっかりとマウスピースを装着していても歯が予想外の動きをしている可能性もあります。
必ず通院の頻度を守り、定期的に歯科医師にチェックしてもらうようにしましょう。
□インビザライン矯正中の通院を忘れてしまったらどうしたらいいの?
もしうっかりインビザライン矯正の通院を忘れてしまったときには、早急に歯科医院へご連絡をお願いします
どうしたら良いのか、歯科医師から指示を仰いでくださいね。
多くの場合は予約を取り直して近いうちに通院することになるかと思います。
いつも多忙でスケジュールがいっぱいの患者さまもいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、せっかく治療してきたインビザライン矯正が後戻りや予想外の動きをしていたときには早めに軌道修正することが必要です。
インビザライン矯正をスムーズに行うために
インビザライン矯正をはじめるならできるだけスムーズに治療を進めていきたいという思いは、患者さまも歯科医師も同じです。
ここでは、回り道をせずに治療をするためのコツをお伝えいたします。
□マウスピースの交換を指示どおりにおこなう
インビザライン矯正は患者さまが歯科医師の指示どおりに自宅でマウスピースの交換をおこなうため、患者さまの自己管理が必須となります。
治療のペースを早めたいからと勝手に早めたり、交換するのが面倒くさいからと遅くしたりせずに決まった周期で交換してください。
治療を早く終わらせる近道は治療のルールを守ることです
□通院頻度を守る
インビザライン矯正は通院回数が少なくても治療を進めることができるというメリットがあります。
しかしながら、患者さまが勝手に通院の頻度を決めていい訳ではありません。
はじめのうちは1ヶ月に1回、その後慣れてきたら2ヶ月に1回程度の通院頻度になります。
特に気になる点がないからといって、勝手に通院間隔を空けないように注意してくださいね
もし通院を忘れてしまったら早めに歯科医院へご連絡をお願いします。
□虫歯や歯周病を予防する
通院頻度とは一見関係のないように思える虫歯や歯周病の予防ですが、虫歯や歯周病があるとそちらの治療のために通院頻度が上がります。
虫歯や歯周病を治さなければインビザライン矯正の治療が遅れてしまいますし、大きな虫歯があると被せ物の歯を作りマウスピースを再製作しなければならない可能性もあります
虫歯や歯周病を予防することで、結果的にはインビザライン矯正を最短でおこなうことができるのです。
当院のインビザライン矯正
当院では、インビザラインをはじめとしてワイヤーとマウスピースを併用したハイブリッド矯正や、裏側矯正など豊富なメニューからその人の歯並びあった矯正方法をご提案させていただきます
ぜひ一度無料相談へご来院ください
まとめ
インビザライン矯正の大きなメリットは、通院の回数が少なくても治療が進められることです。
しかしながら、それはマウスピースを患者さまご自身で歯科医師の指示どおりに交換して、チューイーなどを使いしっかりとはめて1日20時間以上の装着時間をお守りいただけることが大前提となります。
最初は1ヶ月に1回の通院ですが安定してきたら2ヶ月に1回程度の通院頻度で治療できるため、ご多忙な患者さまにもオススメです。
通院回数が少なくて、目立つことなく治療できるインビザライン矯正で理想的な歯並びを目指しましょう。
こちらの記事もおすすめ:インビザラインは虫歯になりやすい?その噂は本当?
参考:日本矯正歯科学会