こんにちは北戸田coco歯科です
インビザライン矯正では調整日という1~3ヶ月に1回通院する日が設けられています。
毎回の治療時間は30~60分程度で、マウスピースの適合の確認・アタッチメントの装着・IPRの施術を行うことが多いです。
ただ調整日にはさまざまな注意点もあり、それを守らないとインビザライン矯正の効果が軽減してしまうことも
今回はインビザライン矯正の調整日について解説します。
インビザラインの調整日
ここではインビザライン調整日の頻度や時間、処置内容について解説します。
調整日の処置内容
冒頭でも解説したとおり調整日には以下のような施術を行うことが多いです。
・マウスピースの適合を確認
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それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
□マウスピースの適合を確認
ご自身ではマウスピースをしっかり入れていると思っていても、浮いているということがあります。
インビザライン矯正では歯とマウスピースがしっかり適合していなければ計画通りに治療が進みません。
そのため調整日では歯とマウスピースに大きな隙間がないか確認し、チューイーの使い方とマウスピースの着脱について再確認をすることが多いです
なお大きな隙間がある場合は歯とマウスピースが合っていない可能性もあり、そのような場合は再作製するための型取りを行うこともあります。
□IPRの施術
インビザライン調整日ではIPR(またはディスキング)と呼ばれる処置を行うことがあります
これは歯を並べる隙間を確保するために隣接している面を0.2~0.5mmほどヤスリで削ることです。
歯の表面のエナメル質をほんの少し削るだけの処置であるため麻酔は使用しません。
□アタッチメント装着または外す処置
調整日にアタッチメントの装着や外す処置を行うこともあります
これは歯を動かすために必要な装置で、歯の表面に同じ色調のプラスチック製のものを付けたり外したりします。
この処置には1時間程かかることが多いです。
□顎間ゴムの指導
インビザライン矯正では顎間ゴム(がっかんごむ)と呼ばれているものを装着することがあります
これは歯を動かすために上のマウスピースと下のマウスピースにゴムをかけて使用するものです。
顎間ゴムのかけ外しは患者さん自身で行うため調整日ではかけ方の練習をします。
□調整日の頻度
調整日は症例により異なりますが、1~3ヶ月に1回の間隔で通院します
なおインビザライン矯正を始めたばかりは不慣れなことも多いため1ヶ月に1回の通院が必要になり、その後は2~3ヶ月の間隔になることが多いです。
□調整日の時間
調整日にかかる時間は処置内容によって異なります。
例えばマウスピースの適合の確認だけで済む場合は30分程度で終わることが多いですが、アタッチメントの装着やIPRの処置では1時間程度かかることも
また何かトラブルがあった場合はさらに長くなるでしょう。
そのためインビザライン調整日は時間に余裕をもって受診することをおすすめします。
調整日に行く前に準備すること
インビザライン矯正をスムーズに行うためにも来院前の準備はしっかりしておきましょう。調整日前の準備には以下のことが挙げられます。
・日時の確認
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それぞれの項目について詳しく解説します。
□日時の確認
まずは日時の確認をします。ほとんどの歯科医院では完全予約制であるため、予約なしの来院では対応できないこともあります
また矯正歯科医が常駐していない歯科医院では、月に数回の矯正治療を提供していることが多く、調整日に遅刻やキャンセルなどしてしまうと次の矯正日になる可能性も。
このような場合、治療が計画通りに進まなくなることもあるため調整日の日時は忘れずに確認しておきましょう。
□マウスピースの持参
調整日当日は必ずマウスピースを忘れずに持参しましょう
なお歯科医院によりマウスピースを装着したまま来院を求められたり「マウスピースを外して持ってきて下さい」と言われたりすることもあります。
前者はマウスピースの持参を忘れないための対策としていることが多く、後者は患者さんのマウスピースの洗浄を行うためと、スムーズに診療を進めるためです。
歯科医師の指示どおりに従います。
□トラブルの有無
矯正中にトラブルがあった場合は歯科医師への報告を忘れないようにします
インビザライン矯正でよくあるトラブルには、マウスピースが破損した・アタッチメントが外れた・歯がしみるまたは痛みがあるなどが挙げられます
ただ症状が落ち着くとトラブルが起きたことを忘れてしまうものです。
報告を忘れてしまうと今後の治療計画に影響を与えてしまう可能性もあります。そのため矯正中に気になることがあればメモしておくのも良いでしょう。
調整日の後に注意すること
以下のような処置を行った後は歯がしみたり、アタッチメントが外れたりすることがあります。
・IPRの施術後
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それぞれ調整日後の注意点について詳しく見ていきましょう。
□IPRの施術後
この処置では歯をほんの少し削るため、神経が過敏になり知覚過敏のような症状が出ることがあります
ただほとんどの場合2~3日ほどで症状が落ち着くことが多いですが、1週間以上痛みが続くようであれば再度受診し歯科医師に相談しましょう。
□アタッチメント装着後
アタッチメントは希に外れることもあります。特に被せ物をしている場合は外れやすい傾向にあります
そのままにしてしまうと歯が動かないといった原因になるため外れてしまった場合は受診して再装着してもらいましょう。
□顎間ゴムの装着後
顎間ゴムはご自身で付けたり外したりします。これを怠ってしまうと治療期間が延びる可能性があるため必ず歯科医師の指示どおりに行いましょう
もし調整日にいけない場合は?
学校や仕事が忙しくて調整日に行けないということもあるでしょう。
その場合は速やかに歯科医院に相談し改めて予約を取り直す必要があります
ただかかりつけの歯科医院に矯正歯科医が常駐していないと、矯正日が月に数回しかないため予約が1ヶ月先になることも。
矯正を早く終わらせたい、計画通りに進めたい場合は確実に通院できるスケジュールを組むことが大切です
なお患者さんの中には忙しさのあまり無断キャンセルをしてしまう方もいます。
これは歯科医院に迷惑をかけるだけでなく、ご自身の治療も進まなくなるため無断キャンセルは絶対に避けましょう。
調整日は最も重要な工程
他のマウスピース矯正では月1~2回通院する必要がありますが、インビザライン矯正は通院回数が1~3ヶ月に1回と少ないのが特徴です
そのため遠方から通院する方や、通院をあまりしたくない方でも矯正治療を行えるため選ばれる矯正方法でもあります。
ただ通院回数が少ないからといって調整日は行かなくても良いということではありません。
調整日は毎月正しく歯が動いているか、アタッチメントが外れていないかトラブルの有無の確認、次のステップに進むためのIPRの処置、顎間ゴムの装着など重要なことがたくさんあります。
そのため調整日は矯正治療の結果を良いものにするための最も重要な工程と言っても過言ではないでしょう。
当院のインビザライン矯正
当院では矯正治療の経験が豊富な歯科医師が治療を担当していきます
インビザラインをはじめとして白い器具を使ったワイヤー矯正、器具が目立たない裏側矯正、マウスピースとワイヤーを併用したハイブリッド矯正など豊富なメニューの中から一人一人にあった治療法をご提案させていただきます
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まとめ
今回は「インビザライン矯正の調整日」について解説しました。
インビザライン矯正の調整日の頻度はワイヤー矯正に比べても多くありませんが、歯の動きを確認したり、アタッチメントやIPRなど重要な処置内容を行うことが多いです。
予定通りに通院し、計画通りに治療が進むことは早くきれいな歯並びになる近道にもなります。
ついつい忘れがちになってしまいますが、調整日は忘れずに通うようにしましょうね!
アタッチメントについてはこちらの記事:アタッチメントについて【インビザライン矯正の処置】
IPR(ディスキング)についてはこちらの記事:インビザライン矯正では「歯を削る」ことがある?ディスキングについて