北戸田COCO歯科 副院長 田口です
九州で災害級の大雨が続いていますね連日のニュースを見て、何事もないようにお祈りするしかないですが、早め早めの避難が大切ですね
ついつい自分は大丈夫。と思ってしまうことは多くありますが、避難指示が出された地域の0.3%の人しか避難していないと聞き、対策が必要だなと感じました。
雨が止んでも土砂災害などの危険は残ると思います。自分は大丈夫と思わず、早めの避難をしていただきたいなと感じました。
さて、今日は前回に引き続き子供の歯磨きについてお話しさせていただきます。
さあ、子供が生まれて、そろそろ歯が生えてきたから、歯ブラシしなきゃ!と思う方もいらっしゃると思いますが、実は、マタニティ期からのお母さんの予防が大きく関わってくるんです
マタニティ期
妊娠すると、つわりや女性ホルモンの分泌増加により口内環境が悪化しやすくなります。
・つわりによる嘔吐や唾液の減少により口腔内環境が酸性になりやすい
・つわりで歯磨きがつらい
・食習慣の変化
などなど。お口の中が酸性に傾くと、虫歯が発症、進行しやすくなるんです。
つわりでケアが充分にできない場合におすすめなのが、
・食後はぶくぶくうがい、体調が良いときに少しでも歯ブラシをあてる。歯磨き粉が気持ち悪くなる場合は、何もつけず、ブラシをあてるだけでも効果的
・歯磨きができないときは、洗口液で清潔に保つ。
・ヘッドの小さい歯ブラシを選ぶ。
2歳で虫歯がある子供は、お母さんの「74%に虫歯あり」というデータもあるんです。生まれたばかりのお子さんの口腔内には虫歯菌はいません。虫歯の原因となるミュータンス菌は唾液を介して、パパやママなどから伝わります。
マタニティ期・産後の歯磨き習慣、食事習慣の改善や虫歯治療が大切です。
ママだけではなく、家族全員で意識しましょう。ママだけ気を付けていても、見えないところで、おじいちゃんが、おばあちゃんが、ということはよくあります。
生まれてから
歯磨きを急に始めようとしてもなかなか触らせてくれなかったり、嫌がったり。
歯磨きの第一歩は、お口周りのスキンシップからです!
・手のひらで頬を触ってみる。
・清潔な指で唇の周りや、歯茎を触ってみる。
・歯が生えてきているか口の中を観察。
個人差はありますが、8カ月頃から下の前歯が生えてきます。
歯ブラシを自分で握って持てるようになったら、そばに座らせて
自由に持たせてあげましょう。磨くことが目的ではなく歯ブラシを口に入れること、茂樹になれてもらうことが大切です。
この際、歯ブラシを持ったまま動き回って転んだりすると危険なので、子供から目を離さず、安全性を考慮して、ネックが曲がるやわらかい歯ブラシを使うことをお勧めします。
歯が本格的に生えてきたらいよいよ歯磨きのスタートです
次回は0才から2才くらいまでの歯磨きの仕方についてお話させていただきます
お子さんの歯磨き、ご自身の口の中でお困りな方は、お気軽いご連絡(048-229-8185)ください