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子どもが歯磨きを嫌がったら読み聞かせたいおすすめの歯磨き絵本6選

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こんにちは。北戸田coco歯科です。

 

「子どもが歯を磨くのを嫌がるんですけど、どうしたらいいですか?」

というご相談はしょっちゅうあります。

 

子どもが2歳前後になるとイヤイヤ期に突入し、歯磨きを嫌がりますね。毎日の歯磨きや仕上げ磨きに手を焼いている親御さんが多いようです。

 

そんな時におすすめしている方法のひとつに「絵本」の利用があります。絵本を利用することで、歯磨きを嫌がっていが子どもがすんなり仕上げ磨きをさせてくれるようになった例がたくさんありますよ。

 

ここでは子どもが歯磨きを嫌がる時におすすめの絵本をご紹介します!子どもが歯磨きを嫌がって困っているママやパパは、ぜひ読んでくださいね。

 

1. 「はみがきあそび」

はみがきあそび

「はみがきあそび」(きむらゆういち 著)

 

歯磨きを習慣づけるのに役立ちます。

 

かいじゅうさんも食事の後はすぐにはみがき。かいじゅうさんの真似っこをして、楽しく歯磨きができますよ。子どもが大好きな仕掛け絵本です。

 

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2. 「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」

「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」(くぼまちこ 著)

 

電車好きのお子さんにおすすめです。はみがき列車がお口の中に出発します。

 

”「◯◯くんのお口はどこだ?シュッポ、シュッポ」と言いながら子どもの近くに歯ブラシを持っていくと、自ら寝転がり、口を大きく開けてくれるようになりました。”

 

などのレビューもあります。色々な人のレビューを読むのも参考になりますよ。

 

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3. 「すきすきはみがき」

「すきすきはみがき」(なかやみわ 著)

 

 

歯磨きの大切さを分かりやすく説明する本です。

 

歯磨きしないと「ばいきん」たちが来て歯をボロボロにしちゃう!虫歯の怖さと歯みがきの大切さは、子どもも目で見てダイレクトに分かります。

 

仕上げ磨きで「ばいきんトリオ」をやっつけよう!

 

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4. 「ちいちゃんのはいしゃさん」

「ちいちゃんのはいしゃさん」(しみずみちを 著)

 

昔からある、世代を超えて読みつがれる名作絵本かわいい画風ユーモラスでリズミカルな内容は、子どもに人気があります。

 

ちいちゃんが歯医者さんになって、みいちゃんところちゃんを診察しますが、実はちいちゃんにも虫歯が…。子どもはごっこ遊びが大好きなので、自分もぬいぐるみや人形に歯磨きをさせはじめる子も多いですよ。

 

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5. 「だーれの は?」

「だーれの は?」(新井洋行 著)

 

色々な動物のお口が出てきて、「だーれの は?」と楽しめます。縦開きで本をめくるのでとてもダイナミック

 

対象年齢は1歳からとなっていますが、様々な動物を通して歯の役割を自然に身につけられるので、3歳以上の幼児でも楽しめますよ。

 

最後は人間の歯が出てきて歯みがきの大切さもしっかりと教えてくれます。

 

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6. 「むしばあちゃん」

「むしばあちゃん」(苅田澄子 (著)、おかべりか (イラスト))

 

少し大きくなったらおすすめなのが、「むしばあちゃん」です。

 

虫歯にならないのは、まあちゃんが寝ている間にむしばあちゃんがきれいにお掃除してくれるから。でも、歯磨きをなまけると、むしばあちゃんの怒りが爆発!豹変して大暴れし、歯が痛くなってしまいます。むしばあちゃんと入れ替わりでやってくるのが「いればあちゃん」…。

 

虫歯は治しても元には戻らないこと、歯は失うと二度と生えてこないことを、爆笑とともにしっかりと教えてくれる絵本です。

 

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7. イヤイヤ期の歯磨きを乗り切るポイント3つ


イヤイヤ期におすすめの絵本を6つご紹介しましたが、ここでは更に、イヤイヤ期を乗り切るためのポイントについて説明しますね。

 

7-1. 楽しい雰囲気を作って磨く

歯磨きをする際には、まずは楽しい雰囲気を作りましょう。


ママやパパが「歯を磨かなければ!」と一生懸命になるあまり怖い顔をしていると、子どもも怖くなって「嫌なことをさせられる」という気持ちになってしまいます。

 

歯磨きをするときには「リラックスして笑顔で」を忘れないようにしましょう。歌を歌いながらリズムに合わせて歯ブラシを動かしたりするのもおすすめですよ。

 

7-2. なぜ歯磨きをするのか説明する

1歳半や2歳でも、どうして歯磨きが必要なのか説明しましょう。


「まだ赤ちゃんだから分かるはずがない」と思うかもしれませんが、意外とわかってくれますよ。

 

ただ、大人と同じように説明しても伝わりません。上記でご紹介したような歯磨き絵本を利用すると、楽しみながら感覚的に理解してくれます。読み聞かせたり、歯磨き時に本を見ながら歯磨きするのが良いでしょう。

 

7-3. 親が率先して歯磨きを楽しむ

子どもは親のマネをしたがるものです。親が楽しく歯磨きをしていると、子どもも興味を持って自分でも磨きたがります。


もし、子どもが自分で磨きたがったら、子ども用の歯ブラシをぜひ買ってあげてください。親や家族と一緒に歯磨きした後は、たくさん褒めてあげましょう。仕上げ磨きも忘れずに。

 

歯ブラシを選ぶときは、喉の奥まで行かないようにリング状の歯ブラシなどがおすすめです。

 

8. 仕上げ磨きをする時の注意点

仕上げ磨きをする時、知らないうちに子どもが嫌がるような磨き方をしている可能性もあります。仕上げ磨きをする時に押さえるべき注意点も知っておきましょう。

 

8-1. 上唇小帯(じょうしんしょうたい)を触らない


上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは、上唇をめくると上唇の裏にある、紐状のすじのことです。上唇と歯ぐきの間にあります。大人になると自然になくなりますが、子どものうちは上唇小帯があります。

 

仕上げ磨きの時にこれに触るととても痛いので、歯磨きが嫌いになってしまいます。仕上げ磨きの際は、上唇小帯を歯ブラシで触らないように気をつけましょう。

 

コツとしては、歯ブラシを持っていない方の手の親指で上唇をめくり、すじを避けて磨くようにします。

 

8-2. 子どもの様子を見ながら仕上げ磨きをする

仕上げ磨きをする際は、一生懸命になりすぎて子どもの様子を見ていないということがないようにしましょう。

 

お口をあけた状態のままずっといると、お口の中に唾液がたまり、子どもは呼吸ができなくなって苦しくなります。

 

仕上げ磨きをする時は、子どもの様子を見ながら子どもが不快になっていないかどうか確認しながら素早く行いましょう。

 

9. まとめ

歯磨きを嫌がるお子さんにおすすめの絵本6選をご紹介しました。どの本が気に入るのかは、子どもの性質や好き嫌いにもよります。

 

新幹線など電車が好きな男の子なら「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」、おっとしりた女の子には「ちいちゃんのはいしゃさん」がおすすめです。ママやパパがお子さんに合った絵本を選んであげましょう。

 

北戸田coco小児歯科では、子どもの歯の専門家が歯の治療や相談に当たっています。困ったこと・気になることがあったらお気軽にご相談くださいね。

 

◆この記事のまとめ
1. 「はみがきあそび」(きむらゆういち 著)
2. 「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」(くぼまちこ 著)
3. 「すきすきはみがき」(なかやみわ 著)
4. 「ちいちゃんのはいしゃさん」(しみずみちを 著)
5. 「だーれの は?」(新井洋行 著)
6. 「むしばあちゃん」(苅田澄子 (著)、おかべりか (イラスト))