以前、『オールオン4・6のメリット・デメリット！よくある質問に歯科医師が回答』という記事をアップしました。

しかし、中には

 

 

という点が気になった方もいますよね。

そこで本記事では、オールオン4とオールオン6を比較する上で役立つ情報を日本口腔インプラント学会所属の歯科医師・田口が解説していきます。

 

1：オールオン6とは？オールオン4との違い

そもそも「オールオン4」と「オールオン6」で大きく違うのは、インプラントを埋め込む本数です。

名称のとおり、

といった違いがあります。

治療目的は、

が、総入れ歯よりも優れた使用感・見た目・噛み心地を得るという点で同じですが、インプラントの本数が違うことによって

 

などに細かな違いが出ます。

 

1-1：適正条件

オールオン4とオールオン6では、以下の点で適正条件が異なります。

というのも、オールオン4もオールオン6も治療をする上で重要となるのが、インプラントを埋め込む土台になる顎骨の状態になるからです。

して顎骨が少なくなっている場合には、オールオン4よりもオールオン6のほうがおすすめできるケースが多くなります。

そういった意味で、患者さまのお口の中の状態に合わせて、オールオン4とオールオン6のどちらを選ぶのか担当医と相談するのが理想的でしょう。

1-2：費用

オールオン4とオールオン6では、埋め込むインプラントの本数が変わる影響で費用にも違いが出ます。

当院の費用は目安として、約230万～270万円になるケースが多いです。

ぜひ参考にしてくださいね！

 

1-3：手術時間

オールオン4とオールオン6では、埋め込むインプラントの本数が変わる影響で手術時間にも違いが出ます。

お口の中の状態や治療内容によって若干異なりますが、目安として

と考えておくと良いでしょう。

また、どちらの場合も入院は必要ありません。

手術後はしばらく院内で安静にした後、仮歯を装着してからご帰宅いただけます。

 

2：オールオン4・6のどちらを選ぶか迷ったら？

オールオン4とオールオン6のどちらを選ぶか迷ってしまった場合には、

の5つのポイントを満たす歯医者で相談するのがおすすめです。

というのも、オールオン4・オールオン6はどちらも高難易度の治療法になります。

的確な治療法を選ぶためには、より信頼できる相談先（歯医者）をまずは見つける必要があるのです。

具体的にどうやって歯医者を探せばいいかは、別の記事で詳しくまとめています。

 

では次に、オールオン4・6で共通するメリット・デメリットを紹介していきます。

3：オールオン4・6の共通するメリット・デメリットとは？

オールオン4・6の共通するメリット・デメリットは、以下の通りになります。

3-1：メリット

オールオン4・6と総入れ歯を比較した際には、以下の5つの共通メリットがあります。

 

そのため、

といった行為においてストレスを抱えたくない方は、総入れ歯よりもオールオン4・6を選んだほうが満足度が高くなるでしょう。

またインプラント治療と比較した場合にも、オールオン4・6には

といった共通のメリットがあり、費用や外科手術の負担を抑えたい場合にも優れた治療法だと言えます。

3-2：デメリット

一方で、総入れ歯と比較した際のオールオン4・6には以下の5つの共通デメリットがあります。

そのため、使用感や見た目よりも、費用や外科手術の負担を無くしたい方はオールオン4・6よりも総入れ歯を選んだほうが満足できる可能性が高くなります。

また、インプラントと比較した場合には、

といった2つの共通したデメリットが発生するため、まずは信頼できる歯医者（担当医）を探して自分の希望にあう治療法を提案してもらうのがおすすめでしょう！

4：オールオン6とは？の結論

では最後に、オールオン4とオールオン6を比較する上で重要なポイントを簡単におさらいしていきます。

 

以上、今回はオールオン6について詳しく解説しました。

当院では患者さまの状態にあわせてベストな治療法をご提案するために、オールオン4・6を含む幅広い治療法を提供できる環境を整えております。