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子どもが歯医者で暴れる時の対処法とやってはいけないこと!

2021年10月1日

 

「子どもが嫌がって暴れて歯医者に連れ出せない」

「子どもが治療を嫌がって診察室で暴れる」

とお困りではありませんか?

 

ママやパパも、嫌がるお子さんを無理に連れて行くのは嫌な気分ですが、虫歯を治さないといけないので毎回苦労していることでしょう。

 

子どもが診察室に入った途端暴れると、今度は「お医者さんやスタッフに迷惑をかけている」と困ってしまいますね。

 

しかし、そもそも歯医者が最初から好きな子どもなんていません。それは歯医者さんの方でも心得ているので、安心してください。

 

ここでは、歯医者で暴れる子どもに対して歯医者さんがしている対応をお伝えします。お家でできる対応についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

1. 子どもが歯医者で暴れる原因

 

お子さんが歯医者で暴れる一番の原因は「不安」です。色々な不安が混ざって大きな不安があるのに、うまく言葉にすることができないので全身で拒否を表現しているのです。

 

では、一体どんな不安を感じているのか、少し細かく説明しますね。

 

1-1. 治療への不安

 

1つ目は、歯医者さんの治療自体への不安です。

子どもが病院にかかるのは、体調が悪い時予防接種ですね。子どもにとって病院は、注射をされる、痛いことをされるところというイメージなのです。

 

歯医者さんで動いている器具が口の中に入るというだけで、子どもは恐怖心や不安を感じます。

 

また、よくかかる内科などはお腹や背中に聴診器を当てる程度なのに、歯医者では「削る」ということをします。

 

体の一部である歯を削るということも恐怖心や不安につながるので、歯医者では恐怖心や不安を取り除いてあげなければならないと考えています。

 

1-2. 動けない不安

 

もう1つの不安は、身体を自由に動かせないことへの不安です。

治療中は口を開けているので、しゃべることができません。また、動くと器具が口の中を傷つけてしまうことが分かっているので、動くことができませんね。

 

頭では悪い歯を治すことを理解しているお子さんもいますが、歯の治療は具体的に何をされるのか分からないまま自分の意志と関係なく「ただ受けるしかない」ような状況なのです。

 

そんな中で、よく分からない金属の動く器具が口の中に入り、盛大な音とともに体の一部を削るのですから、恐怖や不安が倍増するのも無理はないでしょう。

 

そんな子どもの不安を少しでも和らげて、怖くない、痛くないということを分かってもらうのが歯医者さんの役目です。

 

2. 歯医者が行う暴れる子どもへの対処法

 

では、実際歯医者さんはどうやって子どもの不安や恐怖心を和らげるのかというと、以下のようなことを行っています。

 

  • 【歯医者さんが暴れる子どもに対して行う対処法の例】
  • 今からやることを説明する
  • 器具に触らせて安心してもらう
  • 1回の削る時間を少なくする
  • 保護者に抱きかかえてもらい治療する

 

その歯医者さん独自のやり方があるので、すべての歯医者さんで必ず全部行っているわけではありません。

ただ、一般歯科より小児歯科の方が、上記のような対応をとっていることが多いです。

では、1つずつ詳しく説明していきますね。

 

2-1. 今からやることを説明する

 

歯医者さんは子どもにも分かる言葉で、今からやる治療内容について説明します。

人は、分からないことに対して不安を感じます。それは子どもも同じです。

 

小さい子どもでも分かりやすく説明すれば、不安がなくなって落ち着いてきます

 

また、極度に痛みに弱いお子さんには、痛くないお薬(表面麻酔)を使うこともよく説明します。

 

2-2. 器具に触らせて安心してもらう

 

使う器具をお子さんに実際に触ってもらい、安心してもらいます。

 

口の中に入るものが良く分からないと、大人だって不安ですよね。器具の先端を触ってもらい、「尖ってないから痛くないよ」「これでつばを吸うんだよ」と丁寧に説明すれば、子どもの不安も消えていきます。

 

2-3. 1回の削る時間を少なくする

 

1回に削る時間を3秒などと決めてお子さんと約束し、「1、2、3」と数えながら治療します。

 

こうすることによって歯医者さんへの信頼感が生まれ、安心して治療を受けてくれます。

 

また、子どもが堪えられる秒数を決めて少しずつ治療を進めるので、子どもも納得して頑張れるのです。

 

2-4. 保護者に抱きかかえてもらい治療する

 

ママやパパがまず診察台に座り、その上にお子さんを抱きかかえてもらって治療することもあります。

 

3. お家でできる対処法

 

歯医者さんで暴れないように、お家でもできることがあります。ぜひ実践してみてくださいね。

 

3-1. 絵本を使って説明する

 

歯の治療の絵本はたくさん出ているので、そういった絵本を利用して分かりやすく説明します。いうなれば、イメージトレーニングですね。

どんな治療をするのか事前に分かっていれば、怖くありません。

中には歯医者は怖いものという内容の絵本もあるので、絵本選びも重要ですよ。

 

3-2. 日頃から定期検診に通う

 

虫歯がなくても日頃から定期検診に通っていれば、いざ治療が必要になっても歯医者さんが怖くありません

 

定期検診では痛い治療をしませんし、歯医者さんも顔なじみの先生なので安心感が違います。また、定期検診では虫歯の早期発見ができるので、ごく小さな治療で済ますことができますよ。

 

3-3. 治療が終わったらたくさんほめる

 

治療が終わったら、お子さんの頑張りを目一杯褒めてあげましょう。

 

「頑張ったね、すごいね!」「大人みたいに上手に受けられたね」

などの声かけをして、子どもの自尊心や褒められたい気持ちを満たすと、次回診察のモチベーションにつながります。

 

治療の日の夜ごはんは、子どもの好きなメニューにするなどのご褒美を用意するのもおすすすめですよ。

 

4. これをやったらますます暴れる!やってはいけないこと

 

歯医者嫌いの子どもに対してやってはいけないことがあります。

くれぐれもやらないように注意しましょう。

 

4-1. 叱る時に”歯医者”を利用する

日常で子どもを叱るときに「そんなことすると歯医者さんに連れて行くからね!」「歯医者さんで痛い痛いしてもらおうか?」など、歯医者さんを言うことを聞かせるための材料に使うのはやめましょう

 

歯医者へのマイナスイメージを植え付けることになり、本当に歯の治療が必要になった時に怖がって暴れてしまいます。

 

4-2. 「歯医者に行かない」と騙して連れて行く

歯医者に行くのを嫌がっている子どもに対して「歯医者さんには行かないよ」と騙して連れて行くのはやめましょう

 

子どもは「騙された、裏切られた」と傷つきます。次回歯医者に行く時も騙された体験や傷ついた感情が思い出されて、「歯医者はイヤなもの」という記憶に結びついてしまいます。

 

まとめ

子どもが歯医者に不安を感じるのは当たり前のこと。動いてはいけないし、未知の器具で歯を削られたりするからです。

 

でも、ひとつずつ不安を解いていってあげれば、暴れなくなります。今回ご紹介したような内容を参考に、ぜひトライしてくださいね。

 

また、極度に音や光、痛みに敏感なお子さんは、事前にお伝え下さい。慎重に対応いたします。

 

◆この記事のまとめ
1. 今からやることを説明して不安を取り除く
2. 器具に触らせて安心してもらう
3. 1回の削る時間を少なくして納得・信頼してもらう
4. 保護者に抱きかかえてもらい治療することもある
5. 絵本を利用して事前に説明する
6. 治療後は褒めたりご褒美を用意したりする
7. 歯医者のマイナスイメージを植え付けるのはNG
8. 子どもを騙して歯医者に連れて行くのはNG