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子供の歯の生え変わりの順番は?生え変わりの時に注意すべきこと

2021年8月23日

こんにちは北戸田coco歯科です

子供の成長は親にとって嬉しいものですが、子供の歯が揺れ始めると不安になる方や乳歯の抜ける順番など歯について気になる方も多いです。

歯の生え変りの時期には「乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきた」などのトラブルも少なくありません

慌てずに対処するためにも乳歯や永久歯の本数、歯の生え変りの時期を知っておくと良いでしょう。

今回は子供の歯の生え変わる時期や注意することについて紹介します。

 

乳歯と永久歯の違い

 

小児 乳歯の生え変わる順番

 

まずは乳歯と永久歯の違いについて理解しておきましょう。乳歯と永久歯には以下の違いが挙げられます。

 

●本数
●色味
●大きさ
●名称

 

それぞれ詳しく解説します。


本数

乳歯と永久歯の本数は異なり乳歯は全部で20本、永久歯は親知らずを含めると全部で32本あります。ただ親知らずは全く生えない方も多いため、永久歯は28本とするのが一般的です。

 

色味

乳歯の色は白色に近いですが、永久歯は黄色味を帯びた色になります。これは歯の表面の「エナメル質」の内側にある黄色い「象牙質」の色が透けて見えるからです。日本人の歯はエナメル質が薄い特性があるため欧米人と比較すると黄色味を帯びています。

 

大きさ

乳歯よりも永久歯の方がひとまわり大きくなり、歯の表面のエナメル質も厚みが2倍になります。また乳歯はやわらかいのに対して永久歯は硬いのが特徴です。

ただ生えたばかりの永久歯は歯の質が十分ではありません。そのため虫歯になりやすい傾向にあります。虫歯予防には自宅でのケアをしっかり行うことと、歯科医院での予防処置が大切になります。

 

名称

乳歯と永久歯にはそれぞれ呼び方があります。歯医者さんで歯の検査をしたときにアルファベットや数字で呼んでいた記憶がある方も多いでしょう。

乳歯は前からA.B.C.D.Eとアルファベットが振られており、永久歯は前から1.2.3.4.5.6.7.8が振られています。

例えば、右上の前歯から3番目の犬歯を乳歯では「右上のC」、永久歯では「右上の3番」と言います。

 

子供の歯の生え変わり時期

 

乳歯が揺れ始めると永久歯が生える時期が気になる方もいるでしょう。個人差はありますが、6歳~12歳頃までに乳歯から永久歯に生え変わります。

以下で詳しく解説しますが、歯の生え変りにおいては個人差があるため2年ほど前後することがあります。

 

乳歯が生える時期

 

 

まずは乳歯が生える時期について解説します。

乳歯は生後9~10ヶ月頃から下顎の前歯から生え始め、上の奥歯が最後に生えてきます。以下の表は乳歯が生える時期の平均値です。

 

乳歯

上顎

下顎

A(乳中切歯)

10ヶ月

 9ヶ月

B(乳側切歯)

11ヶ月

 1歳

C(乳犬歯)

1歳6ヶ月

 1歳7ヶ月

D(第一乳臼歯)

1歳4ヶ月

 1歳5ヶ月

E(第二乳臼歯)

2歳5ヶ月

2歳3ヶ月

 

乳歯が生える順番には個人差がありますが、一般的に上顎も下顎もA→B→D→C→Eの順番で生えることが多いです。

 

乳歯が抜ける時期

次に乳歯が抜ける時期について解説します。以下の表は乳歯が抜ける時期の平均値を表したものです。

 

乳歯

上顎

下顎

A(乳中切歯)

7歳半

6歳

B(乳側切歯)

8歳

7歳

C(乳犬歯)

10歳半

9歳半

D(第一乳臼歯)

10歳半

10歳

E(第二乳臼歯)

10歳半

11歳

 

まず6~7歳頃から下の前歯が抜け始め、7~8歳頃に上の前歯が抜けることが多いです。もちろん個人差はあり、1度に2本抜けるといったこともあります。そのため抜ける時期が平均値よりも異なる場合でも神経質にならないようにしましょう。

 

子供の歯の生え変わる順番

 

小児 歯が生え変わる順番

 

乳歯から永久歯に生え変わる順番を見てみましょう。以下の表は永久歯が生える年齢の平均値となります。

 

永久歯

上顎

下顎

1(中切歯)

7~8歳

6~7歳

2(側切歯)

8~9歳

7~8歳

3(犬歯)

11~12歳

9~10歳

4(第一小臼歯)

10~11歳

10~12歳

5(第二小臼歯)

10~12歳

11~12歳

6(第一大臼歯)

6~7歳

6~7歳

7(第二大臼歯)

12~13歳

11~13歳

8(第三大臼歯)

17~21歳

17~21歳

 

続いて永久歯が生え変わる順番を見てみましょう。

 

 

生える順番

上顎

6≓1→2→4→3→5→7

下顎

1→6→2→3→4→5→7

 

永久歯に生え変わる順番はある程度の規則制があります。

ただ性別や人種によって個人差が大きいものとなり、性別の違いについては女性の方が比較的早く生え揃うことが多いです

ここでは日本人の平均的な歯の生え変わりの順番について解説します。

 

最初は6歳臼歯または下の前歯から生えてくる

 

6~7歳頃になると第一大臼歯または下の前歯から生えることが多いです。

第一大臼歯は「6歳臼歯」と呼ばれており、奥の乳歯がないところから生えてきます。生え始めは乳歯よりも低い位置にあるため歯ブラシが届きにくいです

そのような状態では噛む面が虫歯になりやすい傾向にあり、歯科医院での「フッ素塗布」や噛む面の溝を埋める「シーラント」と呼ばれる処置を行うと良いでしょう

 

前から順に永久歯に生え変わる

 

7~8歳頃になると上の前歯が抜けて永久歯が生え始め、前から順に生え変ります。

永久歯が生え揃うまでの期間はおおよそ6~7年かかります。12~13歳頃には親知らずを除く全ての歯が生え揃うことが多いです。

乳歯が抜けて永久歯が生えるまでにはおおよそ3ヶ月かかることがありますが、中には1年かかることもあります。

乳歯から永久歯の生え変りについても個人差があるため平均値より遅くても神経質になる必要はありません

 

親知らずは生えない方もいる

 

親知らずとは前から8番目に生えてくる歯のことで、智歯(ちし)とも呼ばれています。

親知らずと呼ばれている由来は、生え始める時期が17~21歳頃となるため親に知られることなく生えてくるからです。

親知らずは上下左右4本ありますが、中には全く生えない方や3本だけなど生え揃わない方もいます。また横から生えたり、埋まった状態で生えたりすることもあります

 

あくまでも目安なので個人差あり

 

小児 子供 歯磨き嫌がる

 

子供の成長は遅い子もいれば早い子もいるように、乳歯が生える時期や永久歯の生え変りの時期にも個人差はあります。

紹介している生え変りの時期はあくまでも目安です

「うちの子は遅くて不安」となってもあまり神経質にならないようにしましょう

ただあまりにも生え変りが遅い場合や、歯の生え方など気なることがあれば歯科医師に相談することをおすすめします。

 

乳歯の生え変わりの時期に注意すること

 

 

乳歯から永久歯に生え変わる時期に注意してほしいポイントは以下のとおりです。

●早めに抜かないようにする
●乳歯の虫歯は治療しておく
●生えたばかりの歯は虫歯に注意する
●永久歯が生えてきているのに乳歯が抜けていない場合

 

それぞれ詳しく解説します。

 

●早めに抜かないようにする

 

まだ少ししかグラグラしていないのに無理矢理抜くことは周りの歯肉を傷付けたり、乳歯が折れたりすることがあるため避けましょう。

歯が揺れ始めたら歯科医院での経過観察や必要に応じて抜歯をすることができます。

なおグラグラで歯肉にぶら下がっている状態であれば自分で抜くことも可能です。その際は雑菌が入らないよう手や歯を清潔にしてから行います。

 

●乳歯の虫歯は治療しておく

 

永久歯は乳歯の下で成長するため乳歯が虫歯のまま放置すると、永久歯も虫歯になりやすかったり、歯並びが悪くなったりとさまざまな悪影響を与えることがあります。

なお虫歯により早い段階で乳歯が失われてしまうと両隣の歯が倒れてくることがあります

このような場合は永久歯の生えるスペースが得られなくなるため、斜めに生えて歯並びが悪くなることも。

乳歯が虫歯になった際に「永久歯に生え変わるから」と言ってそのまま放置せず、しっかりと虫歯治療を受けましょう。

 

●生えたばかりの歯は虫歯に注意する

 

歯の表面には「エナメル質」と呼ばれている硬い組織で覆われていますが、生えたばかりの歯はエナメル質の表面は粗いため、傷や汚れがつきやすく虫歯になりやすい状態といえます

このエナメル質は唾液の中にあるカルシウムやリン酸によって強くなります。

なお歯科医院でフッ素を塗ることで強化をすることもできます。あわせて自宅での日頃のケアも怠らないようにしましょう。

 

●永久歯が生えてきているのに乳歯が抜けていない場合

 

このようなトラブルは少なくありません。まずは慌てずに歯科医師に相談しましょう

処置は主にレントゲンなどの検査や、必要に応じて乳歯を抜歯することが挙げられます。

乳歯が抜けない原因には永久歯の成長が遅れている、本来生えてくるはずの永久歯が埋まっているなどです。

そのままにしておくと歯並びに影響がでるほかに抜けない乳歯が邪魔になり、永久歯へ歯ブラシが届かないことから虫歯になりやすい傾向にあります

永久歯が生えてきているのに乳歯が抜けていない場合は早めに歯科医師に相談することが望ましいです。

 

永久歯が生えてこない!そんな時は歯科医院で相談しましょう

 

北戸田coco歯科 小児

 

乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない場合は、永久歯や歯の周りの組織の元となる「歯胚(しはい)」が作られていない可能性があります。

これは永久歯が生えるために必要な組織の一つで生後4~5ヶ月頃に作られるものです。このときに何かしらの異常が生じると永久歯が生えてこない可能性があります

このようなケースでは歯の本数と、歯の生えている位置を把握するレントゲン撮影が必要になります。

乳歯が抜けて適齢期を過ぎても永久歯が生えてこない場合は歯科医師に相談しましょう

 

当院では、小児矯正にも力を入れていますので、ぜひお気軽にご相談ください!

 

まとめ

 

今回は乳歯と永久歯の違い、両者の生える時期と生え変わる時期について解説しました。乳歯から永久歯に生え変わる期間はおおよそ6~7年かかりますが、個人差は大きいものとなります。

そのため多少遅くてもあまり神経質になる必要はありません。ただ永久歯が生えているのに乳歯が抜けない、永久歯が生えてこない場合は歯科医師に相談する必要があります。

生え始めの永久歯は歯の質が十分ではありません。虫歯になりやすいため歯科医院でのフッ素塗布やシーラント、自宅でのケアを行い虫歯にならないように注意しましょう。

 

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