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子どもの歯磨きで気をつけることは?正しい磨き方や仕上げ磨きについて

2021年8月6日



「子どもには虫歯で苦労してほしくない」
「虫歯ができにくい子どもに育てたい」

 

だからこそ、歯磨きはきちんとしたいですよね。

 

ただ、毎日の歯磨きや仕上げ磨きの仕方はこれでいいのかな?と不安を持っているママやパパもいることでしょう。

 

そこで、ここでは子どもの歯磨きの基礎知識や、正しい歯磨き方法についてご紹介します。

 

大人の歯とは違う、生えたばかりの柔らかい歯の磨き方仕上げ磨きのコツなどもお伝えしますので、最後まで読んでみてくださいね。

 

1. 子どもの歯磨きの基礎知識

  • ・歯の生えはじめはガーゼで歯のケアをする
  • ・離乳食の時期には歯ブラシで大人が磨いてあげる
  • ・2、3歳になったら子どもに自分で歯磨きをさせる(ただし仕上げ磨きが必要)

 

子どもの歯は多くの場合、下の2本から生え始めます。歯磨きは、歯が生えてきたらスタート

子どもの歯磨きの基礎知識やコツを、年齢を追ってお話しますね。

 

1-1. 歯の生えはじめは歯磨きに慣れてもらうことから

 

赤ちゃんにとって歯磨きは初めてのこと。いきなり硬い歯ブラシが入ってくると、赤ちゃんはびっくりしてしまいます。そこで、まずは歯磨きに慣れてもらうことからはじめましょう。

 

はじめは歯ブラシを無理に使わなくても大丈夫。ぬるまで湿らせたガーゼなどの柔らかい布を指に巻き付け、歯の表面をやさしく拭ってあげましょう。

 

生えたての歯は柔らかいので、これだけでも十分に汚れが落ちます。

 

床に座って赤ちゃんを膝の上に寝かせ、話しかけて頬や口周りを触ったりしながら、リラックスさせて行いましょう。

 

1-2. 離乳食が始まったら歯ブラシを使い始める

 

月齢が少し大きくなって本格的な離乳食が始まったら歯ブラシでの歯磨きに切り替えます。もちろん、ママやパパが磨いてあげてください。

 

家族が歯磨きをしていれば、子どもも真似して自分で歯磨きをしたがります。これは歯ブラシに慣れてもらう絶好のチャンス

 

まだ自分では磨けませんが、子ども用の歯ブラシを用意してあげましょう。喉の奥に歯ブラシがいかないように、持ち手がリング状になっている歯ブラシなど安全なものがおすすめです。

 

1-3. 2、3歳になったら歯磨きの練習

 

2、3歳になったら歯磨きの練習のために子ども自身で磨かせるようにします。ただし、最後は必ず大人が仕上げ磨きをしてあげてください。仕上げ磨きについては「2-2. 2、3歳以降の歯磨きの仕方」で詳しくお伝えしますね。

 

1-4. 使う歯ブラシは年齢別の子ども用歯磨き

 

  • ・成長に合わせた子ども用歯磨きを使う
  • ・ヘッドがまっすぐな形状
  • ・凸凹と余計な装飾がついていないもの

 

使う歯ブラシは、市販の年齢別の子ども用歯ブラシです。子ども用歯磨きには0歳児〜6歳児用くらいまでありますね。子どもの成長に合わせた歯ブラシを使いましょう。

 

色々なタイプのものがありますが、おすすめなのはシンプルな形状。持ち手からヘッドまでがまっすぐで、余計な飾りなどがついていないものが磨きやすいです。

 

子どもが少し大きくなったら、本人に好きな絵柄や色などを選ばせてあげるのもいいですね。自分で選んだ歯ブラシは特別感があり、歯磨きタイムが楽しくなりますよ。

 

1-5. 1日1回、夜寝る前に丁寧に磨く

 

本当は毎食後に磨くのが理想です。ただ、小さいうちは唾液の量が豊富。唾液にはお口の中の汚れを洗い流して虫歯を予防してくれる作用があるので、食後に水や麦茶を飲ませたり、ブクブクうがいをさせたりするだけで十分です。

 

そのかわり、夜寝る前は少し時間を取って丁寧に磨きましょう。夜寝る前に磨くといい理由は、虫歯菌が一番繁殖するのが夜寝ている間だから。

 

寝る前にしっかりと歯磨きしておけば、菌が繁殖するのを防げます。家族と一緒の時間に行えば、自然と歯磨きタイムが定着しますよ。

 

2. 子どもの歯の磨き方

歯の磨き方も、乳児と幼児では少しことなります。

1歳まで2、3歳〜の子の歯磨きの方法をそれぞれご紹介しますね。

 

2-1. 1歳の歯磨きの仕方

 

まずは1歳くらいまでの赤ちゃんの歯磨きです。この頃はまだ歯磨き粉はいりません。歯ブラシを持っていない方の指で唇をやさしくめくり、歯ブラシを歯に当てましょう。

 

歯ブラシは力を入れずに軽く持ち、歯の表面でブラシを細かく揺するように動かします。

 

また、前歯と歯茎の間にあるヒダ(上唇小帯)に歯ブラシが触らないように注意しましょう。強く磨くと痛みが出て傷つけますし、歯磨き嫌いになってしまう原因にもなります。

 

2-2. 2、3歳以降の歯磨きの仕方

2歳から3歳の間には、奥歯が生えて乳歯が生え揃います。奥歯は自分では磨くのが難しいので、仕上げ磨きをしっかりとしてあげましょう。

 

仕上げ磨きのポイント

  • ・歯ブラシを歯の面に垂直に当てる
  • ・小刻みに揺するように歯ブラシを動かす
  • ・軽い力で磨く
  • ・仕上げ磨きの時間は3〜5分

 

歯ブラシを歯に直角に当てて、細かく揺するように磨きます。磨く部分は、歯の上(噛み合わせる部分)や側面、裏側です。

 

この頃はイヤイヤ期と呼ばれる時期でもあります。イヤイヤ期はどの親御さんも手を焼いてしまうのですが、無理に歯磨きしようとすると歯磨き嫌いになってしまいます。遊びを取り入れたり、幼児番組子ども用の歯磨き動画などを利用したりして上手に乗り切りましょう。

 

歯の生える順番や時期には個人差があるので、半年から1年くらいは遅れてもあまり気にしなくて大丈夫です。月齢よりも歯が生えている状態に合わせて歯磨きをしましょう。

 

2-3. 歯磨き粉について

歯磨き粉は自分でブクブクうがいができるようになってから使うようにします。大人用の歯磨き粉には、子どもには多すぎる量のフッ素や、柔らかい歯を削ってしまう研磨剤が配合されているため、必ず子ども用の歯磨き粉を使ってくださいね。

 

3. 仕上げ磨きについて

乳幼児の時期の歯磨きは、子どもはあくまで練習の時期なので、その分大人がしっかりと仕上げ磨きをしてあげます。

 

3-1. 仕上げ磨きの上手なやり方

仕上げ磨きをする時は、膝の上に仰向けに寝かせ、お腹や脇で子供の頭を固定します。こうすると、子どもの身体と頭が安定して口の中もよく見えますよ。

 

自分でしっかりと座っていられる年齢になったら、椅子に座らせて行うのもおすすめです。ただし、ソファなど柔らかい椅子では身体が不安定になって、お口の中を歯ブラシで傷つけてしまう原因になります。

 

子どもが自分で磨く時も、歩いたり身体を動かしながら磨かせないようにしてください。「歯磨きは洗面台の前で」とルールを決めるといいかもしれませんね。

 

3-2. 仕上げ磨きは8歳くらいまで必要



よく、仕上げ磨きは何歳まですればいいですか?と質問されますが、実は小学校を卒業するくらいまでが理想です。ただ、子どもが嫌がるかもしれないので、目安として8歳くらいまで必要とお伝えしています。

 

8歳でも「そんなに大きくなるまで?」と思うかもしれませんね。でも、身の回りのことが何でも1人でできる年齢になっても、こと歯磨きに関しては十分に行えていないことが多いのです。

 

8歳頃はちょうど永久歯への生え変わりの終盤に入る時期です。仕上げ磨きの際は、チェックして磨き残しが多い部分なども伝えながら行うのがおすすめですよ。

 

4. まとめ

子どもの歯は生えはじめから生え変わりへと移行するので、その時々で注意が必要です。歯と歯の間に隙間がある場合は、子ども用のデンタルフロスなども使用しながら、しっかりと歯のケアをしてあげましょう。

 

歯磨きをすると気持ちがいいと分かってくれば、歯磨きの習慣も自ずとついてきます。コツは、無理にさせるのではなく「その気にさせること」。上手にできていなくても、自発的にできたらたっぷりと褒めて、やる気を引き出してあげてくださいね。

 

◆この記事のまとめ
1. 歯の生えはじめはガーゼなどで歯のケアに慣れさせる
2. 離乳食の時期になったら歯ブラシを使い始める
3. 軽い力で細かく揺する
4. 歯ぐきや上唇小帯を傷つけないようにする
5. 歯磨きは1日1回、夜寝る前に丁寧に
6. 歯磨き粉はブクブクうがいができるようになってから子ども用を使う
7. 仕上げ磨きは8歳くらいまで